2013/04/07

[Travel Writing] 高梁~総社を巡る春

昨日の雨模様から、少し不安定ではあるものの概ね晴れの日曜日。

「Kanekoさん、本当は晴れ男ちゃうんやないですか」

と真っ向から言われて超ぐぬぬの朝を迎えた次第ですが、その方のご相伴に預かり、車で移動するわけなので何も言うことが出来ず ぐぬぬぬぬ… (´д`)

いつもは(場合によっては日も明けぬ時分から)行動するのですが、今回は同伴者がいますので、その方の予定に合わせて行動。特に予定もない限りの、朝9時からの行動って結構自分としては珍しいのです。


まずは車で城見橋公園へ。そこからシャトルバスに乗り換えます。シャトルバス運行期間中は、公園の駐車場から城までの道は、車の乗り入れが出来ない、とのことです。シャトルバスに乗り、ふいご峠で降りたら、そこから歩き。さすがは現存天守の中で最も高いところにある山城。傾斜も場所によっては険しいです。日頃から歩くことだけはしっかりとやっている手前。備中松山城への登城は特にわけはないのですが、同行者の方が… (・ω・) フフフ…

「煙草止めたらいかがですか~? (・∀・) ニヨニヨ」

と、午前中の憂さを晴らさんばかりに言い放とうと思いましたが堪えました。仮にも年長の方、敬うべきですからねっ



『天空の城』の異名を持つ城と言えば、兵庫県朝来市の『竹田城』が有名ですが、こちらも負けてはいられない! さらに、小振りとは言え威風堂々たる天守もありますし。今回訪ねたのは春先ですが、秋になれば素晴らしい紅葉が見られるのではないかと思いますし、また標高の高い城であるからこその光景、『雲海』ですね。天候の条件が整った、朝の数時間の間でしか見られない素晴らしい光景を楽しむことが出来るのでは、と思います。
機会があれば、是非、それにも挑戦してみようと思います。 ^^


備中松山城を降りたら、昼食を摂って高梁市内を散策。丁度、ひな祭り(旧暦)が催されており、町屋通りは、色鮮やかなひな祭りの飾りで彩られていました。


この日は、最大の目的として備中松山城と、この後に訪れる備中国分寺(時間があれば津山城)でして、高梁市の街並みについては、ほとんどノーチェックでした。その分、赤を基調とした色鮮やかな飾りがお目見え、それに添えられるように春の色とりどりの花が出迎えてくれる、というのは、驚きと意外性でとても楽しむことが出来たように思います。
町屋通りを連ねる古い軒は、どれも江戸時代からの商家の趣を感じることが出来ます。丁度このあたりは岡山の西部。更に西の備後や中国地方と、播磨・近畿地方とを結ぶ拠点として栄えたのでしょうか。今回は町屋通りのみの簡単な散策でしたが、是非是非、他の場所にも行ってみたくなる、そんな旅情を醸し出すところでもあるように思います。



最後に訪れたのが、備中国分寺。
これもSNSで交流しているユーザさんの写真の、菜の花と備中国分寺の五重塔の写真を拝見した時から、この季節に行きたい! という思いからきたものです。
が、菜の花の最盛期は3月。4月に入り、もうその光景は見られないんじゃないか… と半ば諦めモードでいましたが、なんとまだ現役! しかも、備中国分寺を取り囲むように、桜や桃の花も一斉に花開いていました。黄色、薄紅、赤… 自然の鮮やかさが見事に輝いている瞬間に、ただただ時を忘れて撮影していました。

今年の桜の開花は、気温の高低の激しさでいつも以上に予想が付かず、なかなか自分の望んだ光景をフレームに収めることが出来ないのではないか、とヤキモキしておりましたが、ところによってはギリギリ何とか、というのもあるものの、概ね満足のいく春旅になったのでは中と思います。
また、今回のPhotowalkのために、ご同行下さった方に、この場を借りて御礼申し上げます。ただ一言。安全運転を心がけましょう。



備中松山城 (Bitchu Matsuyama Castle) 備中国分寺 (Bitchu Kokubun-ji Temple)
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