庄内地方の旅は、酒田に続き二度目。その酒田は、丁度雪が降りしきる真冬(それも鉄道が除雪が追いつかず運転見合わせになるほどにw)でした。今回は、鶴岡→遊佐→にかほ と、鳥海山を挟んで秋田方面へ。晩夏の庄内地方は、夏の暑さがやや形を潜め、替わって通りの田んぼの稲穂の色が黄金色に変わりつつある、そんな、秋の気配が少し感じられる風景が広がっていました。
今回の旅では、件の写真家さんがお車を出していただいて、しかも庄内地方の素敵なスポットを紹介して下さって。このBlogをご覧になっているとは思いませんが、この場をお借りして御礼申し上げます。 m(_ _)m
にも関わらず、当方の「鶴ヶ岡城にも行ってみたいです」という、有効に日程を使うべきなのに、鶴岡に到着早々城跡にご案内下さりまして… (´∀`;) 有難いことです。
戦国時代には前身の『大宝寺城』が建てられ、最上氏や上杉氏の所領争いの的となっていました。関ヶ原の合戦により上杉氏は会津へ転封、この時、城は鶴ヶ岡城へ改称されたと言われています。石垣は主だったところのみでほとんどが土塁と堀で構築された城郭です。
当初、この日の庄内地方の天気は雨。まぁそれならそれで楽しもう… と腹を括っていたのですが、夜行バスに乗り朝になってカーテンをちょっと開けてみたら、何と青空が! (゜∀゜) 鶴ヶ岡城界隈も、写真のように太陽の光が降り注いでいました。
とは言え、空全体が真っ青、というわけではなく、まだちょっと不安定気味。雨の心配が全く無い、というわけではなさそうです。
その一方で、今回ご同行いただいた方曰く、「羽黒山はむしろ霧がかかった方が幻想的」というアドバイスをいただきまして。羽黒山に向かった時は、早朝の晴天は形を潜め、今にも雨が降りそうな雲がかかっていました(実際は降らずに済みましたが)。しかしその霧が、境内を幻想的ともいえる湿り気を含ませ、そして神秘的な光景を映し出しておりました。
五重塔近辺では幻想的な霧に包まれていたものの、足を伸ばして羽黒山山頂へ向かったところ、霧や雲がさっと晴れ、遠くの山々も広く見渡せました。今日は何だか運がいいなぁ、とほくほく思ったものです。 (´∀`)
その後、ご同行いただいた写真家さんのお勧めスポットを中心とした場所へ。丸池様→元滝伏流水→月山へ。丸池様、元滝伏流水もいい天気に恵まれまして。特に元滝伏流水は、到着したのが午後なのですが、写真家さん曰く、午後に(写真にあるような)木漏れ日がさすのは初めて見た、ということで(早朝の木漏れ日は何度も見た、とのこと)。貴重な体験になりましたねぇ。 (´∀`)
これらのスポットへ行く道すがら、車の外に目をやると、月山には雲がかかっておらず、お、これはいい写真が撮れるか!? と、喜び勇んで月山八合目まで向かったものの… このPhotowalkの最終目的地である月山は、残念ながら厚い雲に覆われ、夕焼けの光がほんのちょっと見えるだけに留まっておりました。
行きたかったスポットと、その時点での天気を鑑みると、3勝1敗、という感じでしょうかね。 (´∀`;) 月山に関しては、八合目に到着し、弥陀ヶ原を散策するに留まったため、山頂に登るためにもう一回挑戦せよ… という意思表示なのでしょうかね。
ちなみに丸池様は、『様』まで含めるのが正式な名称らしいです。写真のように、エメラルドグリーンに映るのは、その日の水の透明度や、日差しの差し方によっても変わるため、本当に美しいエメラルドグリーンの池を見るのは、結構珍しいらしいです。
言い伝えによると、この池には意図的には足を踏み入れてはいけない、とのこと。踏み込んだら、片目がつぶれるらしい、とか… (´д`;)
という言い伝え云々抜きにしても、やはり自然が生みだした美しい風景、おいそれと足を踏み入れてはいけないことがよく分かります。
今回の、秋田県かほく市を含めた、庄内地方を巡る晩夏の旅は、貴重な体験になりました。夏だけでなく、秋など、他の季節にも行ってみたい、その時の光景を目に焼き付けたい、という強い旅情が生まれましたねぇ。
特に、月山はやはり登頂したい、という気持ちは強く募りました。流石に月山は、秋深まる頃には積雪の恐れがあり、山への道は閉ざされます。来年の夏、チャレンジしたいと思います。 ^^
0 件のコメント:
コメントを投稿