今年の東北の桜は全く読めませんでした。
4月下旬の発表では、当初の予定では、北東北(青森・秋田・岩手)の桜は、まだ蕾の状態だったはず。それが、GWに入るや否やの暖かい日の連続で、気温は一気に上昇。蕾だった桜も、一気に花を咲かせ、満開となったのです。
その分、桜吹雪も早く。これ程までに、桜の『儚さ』を感じた春もなかったでしょう。逆に言えば、厳冬の続いた冬の寒さを、無事に耐え忍んだが故のご褒美なのかもしれませんが…
だったらもうちょっと長く桜を楽しませてよ、というのが僕の本音だったりします。^^;
ツアーを組まない一人旅、というのは、変更が容易に利く、というのが醍醐味があります。東北の桜紀行 秋田編は、計画を立てた3月末~4月上旬は、予定通り横手城でした。しかし、寒波の影響で開花が遅れていること、4月末になっても、横手城が蕾のまま、という情報から、既にバスのチケットなどを手配していたにも関わらず、予定の変更を余儀なくされました。
幸い、秋田市の千秋公園が満開、という情報もあり、そちらに足を伸ばそうかな、と思っていた矢先のこと。これから5月を迎えようとする正にその時の情報をチェックすると、横手城は勿論、角館の武家屋敷も満開。究極の選択を迫られた瞬間でもありました。
しかしここは、当初の予定通りである、ということ、まだ見ぬ場所を散策したい、という衝動から、横手城を選んだ次第です。しかし、ちょっと心残りだったのは言うまでもなく… ^^;
横手市は、散策すると結構歴史的な街並みがそこかしこに見えるところでもあります。とりわけ、横手城天守から一望できる街並みだったり、学校の造りや雰囲気が、往年のそれを感じる時がままありました。市街を流れる横手川が、その一役を買っているのかもしれません。
歴史ある街並みは、歩いているだけでも知識欲を駆り立てます。今回は、横手城というスポットのみでしたが、じっくりと街歩きしたくなる、そんな雰囲気が醸し出ているところでもあります。
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