tag:blogger.com,1999:blog-834776838311232812024-02-20T02:06:50.406+09:00Diary of Cyber on Blogger人間らしい生き方を身に着けるため、日々精進努力をしてまいります。 / Daily diligence efforts for better life!Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.comBlogger130125tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-49848641193439759122017-05-05T19:09:00.000+09:002017-05-08T06:10:51.749+09:00[Exhibition] 写真展『城南工房Photoworks#6「上信電鉄α/120」』写真展『城南工房Photoworks#6「上信電鉄α/120」』へ観覧に行った。<br />
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出展期間:2017年5月5日~5月7日<br />
場所:高崎シティギャラリー 第4展示室<br />
出展者:石田充俊、大橋和幸、岡田竜史、倉科一浩<br />
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約15m×約7mの長方形という、比較的小さなギャラリーであったが、4人の出展であれば充分な広さであったと思う。<br />
『上信電鉄』がタイトルに冠されているものの、その切り口は、典型的な『撮り鉄』による作品はほとんど無い。あるのは、所謂『日常』を切り取った風景。上信電鉄の駅はもちろん、その駅に設置されている看板や黒板などの小物類、ベンチ・掲示物などが主体になっている作品が多い。一見すると『作品然』としてはいないが、無機質で真っ白なギャラリーが、あたかもその駅のその場所にいるような感覚を覚える。当たり前のようにあるからこそ見逃されがちになるが、長年利用してきた、もしくは愛着があるからこそ、見えてくるものがあると思う。<br />
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一方、倉科一浩さんの作品群は、駅や駅内の備品ではなく、鉄道写真らしく、鉄道が主体の作品がほとんどだった。とはいえ、主役として鉄道を据えてはいるものの、いわば風景写真で、鉄道写真の雑誌等に掲載されている典型的な鉄道写真の作品群と言えよう。彼は全ての作品を『RICHO GR』で撮影したと言い、プリントの際にインクが足りなくなった、と言っていたが、それを逆手に取ったプリントの仕方はまさに逆転の発想と言えた。まるでフィルムで撮影したかのようだった。訪れる客も、「フィルムで撮影したのか?」と聞くらしい。プリントの際の状況を逆にうまく活用する方法を思い知らされた。<br />
彼の作品群は、とりわけ奇をてらったところは無い。しかし、多くの人が足を止め、「長年この近辺に住んでいたけれど、こんなところがあったんだね」「この場所はこの季節になるとこんな光景になるんだ」「しばらく見ていない光景だったけれど、昔と本当に変わらない」といった会話が弾んでいた。彼の作品は、作品の構成や美しさをこれ見よがしに提示するのではなく、見る者と対話する、あるいは見る者の対話を引き出すためのコミュニケーションの媒介として機能していた。『対話のための展示』『対話するために展示する』という発想は、彼にとって狙ったものなのか副次的なものなのかは分からないが、こうした、展示者と観覧者、それら同士、果ては展示物に対しても対話を促す展示というのは、目に鱗であると同時に、写真に限らず、『展示を楽しんでもらう』という手段として非常に魅力的ものだと思う。そういった作品を生み出していけたらいいと思っている。<br />
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今回の展示会の主催である岡田竜史さんの作品には、前出の駅の日常だけでなく、そこを利用する人々が生き生きと映し出されている。これは、長年写真家としてそこに通い、そこを利用する人たちと触れ合う、ということをしなければ撮れない作品群なのだろう。上信電鉄界隈に住む人の特権でもあると思いつつも、長年の努力の積み重ね(と言っても、努力然で向き合っているのではなく、自然体として向き合って積み重ねてきたのかもしれない)の賜物だと思う。<br />
人の生き生きとした表情、それも『モデル』ではなく、その駅を利用している『その場にいる人』の『その時の表情』を取るには、これまで多く通い詰めたことによる経験や、人を撮るにあたって培ってきたもの、そして辛抱強さが必要だと思った。自分自身の作品を見返してみた時、それが圧倒的に足りないことに気づかされた。当然、それを一朝一夕で追うことはできないことも知らしめられた。だが、それは一方で、『本当に自分が撮りたいもの、切り口は、一朝一夕では見出すことは出来ない』『何度も通い、自分の目でよく凝らしながら、観察しながら見出していく』という、写真を撮る前の切り口の見つけ出し方を、改めて勉強しようと思った一瞬でもある。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-17790442437573510482017-01-28T23:50:00.000+09:002017-01-30T20:39:41.300+09:00[Review] 未来を花束にして邦題は『未来を花束にして』であるが、そのような名前からは想像できないほど、過激で暴力的。女性に参政権を付与するために手段を択ばず奔走し、時には生命と人生をかけながら奮闘する生き様を描いている。<br />
既に多くの国で女性に参政権が付与されているからこそ、当時の女性に対する惨状や、そんな状況を変えるために行動する女性たちの『過激さ』には閉口するかもしれない。しかし逆の視点をすれば、何故閉口するのかを振り返ると、それだけ現在我々が生きる社会が恵まれていることの証左であると言えよう。無論、今もどこかで何かしらのデモンストレーションは行われているが、警察官が帯同することもあってか、そのデモンストレーションには、一種の『熱』は帯びていないし、「どうせ変わらないだろうけれど、変わったら儲けもの」程度の感じでしか否めない。<br />
しかし一方で、「何が何でも変えなければならない」という気概を持った活動は賛否両論だ。過激な行動で得るものもあれば失うものもある。むしろ失われることの方が大きいだろう。本作の主人公が、仕事を追われ、一方的な離婚を迫られ、愛する息子は同意なく養子に出され、住む家も無ければ、近所付き合いも失われる程に。最初はちょっと興味があるから、という理由で参加した婦人参政権運動が、何度逮捕されても、何を失っても、それでも這い上がり、また参加するに至る彼女の気概は、一体どこから生まれてくるんだろう、と考えてしまう。<br />
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「もし私たちの子供が『娘』だったら、どうなってた?」<br />
「洗濯工場で働いているだろう、君と同じように」<br />
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そして主人公は、自身と同様に、自身よりも若い女の子が、劣悪な環境の洗濯工場で働かされ、雇い主のセクハラに毎日のように悩まされ続けている。どんな辛酸を舐めても這い上がった主人公を動かし続けた動機は、「私自身の身に変化が起きなくても、私の後に生きる女性に、このような目に合わせたくない」という『絶え間なく続く連動』なのかもしれない。<br />
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「お前たちを全員逮捕すれば、この運動は終わりだ」<br />
「この世界には女が半分いるのよ。それらを全員逮捕できる?<br />
私たちが逮捕されても、運動は続く。私たちの勝ちよ」<br />
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最終的にこの運動は、女性参政権が付与されることで、彼女たちの運動は勝利に終わる。しかし、ラストシーンは、それにかけた女性たちの様々な『喪失』が矢継ぎ早に繰り広げられ、決して『ハッピーエンド』の構成にはなっていない。何ともしこりの残る終わり方だった。個人的な考えではあるが、恐らく、『ハッピーエンド』な終わり方にしたくなかったのだろう。彼女たちの壮絶な運動が、「夢が叶ってよかったね、めでたしめでたし」で終わるなら、それこそ彼女たちの(生命を含む)かけた全てが軽んじられるに違いないし、また今もなお様々なところで、女性蔑視、女性差別は根強く残っており、それに対し目を逸らす要因の一つになりかねなかったからかもしれない。制度的にイギリスは婦人参政権が与えられたとは言え、「まだこの活動は世界的に今も尚続いている」ことを示したかったに違いない。それこそ、この作品が表現したかった『絶え間なく続く連動』があるように思う。<br />
また、現代のデモンストレーションを振り返ってみると、彼らの運動に熱を感じないことの要因に、『あくまでその時限り』という、連動性が無い、もしくは欠けていることも一つあるかもしれない。勿論、ただそれだけで彼らの運動を『是』とするわけではないが。<br />
これから先、「何をかけても、何を失っても、『それ』は本気で世界を変えたい、変えねばならない『もの』か」という問いかけに、自身が直面するだろうか。その時、自分自身は何を選ぶだろうか。鑑賞後、そんな気持ちが心の中を過った。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-4215626480686512342017-01-25T22:23:00.000+09:002017-01-30T20:40:21.059+09:00[Review] 沈黙 -サイレンス-巨匠 マーティン・スコセッシ監督が30年近く企画として温めていたという、遠藤周作の歴史小説『沈黙』を映画化した作品。<br />
17世紀の長崎が舞台で、隠れキリシタンが息を殺すように自分たちの信仰を繋いでいく。理不尽な世界に生きながら、目に見えないものと分かっていながらも『神(=デウス)』という存在に縋らずにはいられない。その一方で、いつ自分と自分の家族に、『切支丹』という身分が密告や裏切りによって白日に晒され、苦痛と汚辱を浴びせられるか分からない。そんな、庶民にとっては身も心も切迫極まる世界。<br />
そこに、ポルトガルからやってきた宣教師が現れる。自らが尊敬して止まなかった宣教師が棄教したと聞き、その行方と真相を確かめるために日本にやってきたものの、『パードレ』として信者を導く傍らで、弾圧の場をこの目で何度も目に焼き付けられる。己がこれまで魂に刻み、疑うことすらしなかった『信仰』と、目の前に繰り広げられる見るに堪えない『現実』の狭間で、文字通り魂を引きちぎられる程にもがき苦しみ、それでも尚、『救いの手』を、自己の『外側』にある『何か』に縋ろうとする。しかし、その『何か』の『声』は、一向に聞こえることはない。<br />
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この作品は、鑑賞した後の「鑑賞した」という、一種の『鑑了感』といったものがまるで無かった。本作品は主人公が語り部であり、ラスト、主人公は息を引き取るものの、あくまで作品の物語として『主人公が』受けてきたもの、感じてきたものが終わったに過ぎず、人間が生き続ける限り、『それ』は『決して終わることがない』、絶えずその時代を生きる人間全てに投げかけられる、と言われているかのようだ。そして『それ』とは、『矛盾』であったり、『理不尽』であったり、それを受けなければならない、耐えなければならない『苦悩』といったものが当て嵌まると思う。<br />
作品・登場人物に対する起承転結の『結』はあるが、作品が訴える本質自体を『結』にはしない。何故なら、それは現実世界を受ける人間一人一人が、死ぬまで『社会』と『他者』との間で関係性を築き維持していく以上、避けては通れない、と訴えているかのようだ。<br />
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原作となった歴史小説『沈黙』、度重なる批判の渦中に晒された。特にカトリックからの反発は洋の東西を問わず多数出現した。長崎では禁書にするほどだった。そして今もなお、本作品に対し批判的だったり皮肉を込めた評価が、インターネット上で相次いで囁かれているのを目にする。<br />
私の中では、そのような批判が出来るのは、ある意味『幸せ』であると思う。その『幸せ』には、私なりの『皮肉』も込めている。『現代』という自由な言論が可能な時代に身を置いていることは勿論、原作の作者である遠藤周作や、マーティン・スコセッシ氏のように、宗教と現実の差を思い知らされたことの愕然、『外側』にある『身のよりどころ』が『絶対的存在』ではなく、ましてや意味という意味すら見いだせないこともある、ということの苦悩等、そういったことは一度もなかった、あるいは見ようともしなかったのではないか、と勘ぐってしまう。「どちらを選んでも、必ず己の魂が傷つく」という極限の場面に身を置く機会が少ないからかもしれない。<br />
映画作品ではほとんど表現されていないが、原作では、イッセー尾形が演じる井上筑後守も、浅野忠信が演じる通辞も、多かれ少なかれキリスト教に身を置いた。それが残酷なまでの切支丹の弾圧と拷問を実施している。様々な理由があるとは申せ、それも彼らなりに出した答えの行く末、彼らの『内側』にある『自己の魂』に問いかけた選択なのかもしれない。<br />
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本作との関係性が語られているわけではないが、漫画『ぼくの地球を守って』にも、同様の描写を彷彿させる。主人公の一人の前世は、『キチェ・サージャリアン』と呼ばれ、彼らの神である『サージャリム』の御使いとされる。しかし実際は、彼らは人外の生物と意思疎通が出来ること、彼らの歌声が植物を異常成長させることくらいで、(漫画の中での)星間戦争という、もはや人間が手に負えない事態には文字通り『何も出来ない』。「歌って、ただ泣くだけ」という台詞が印象的だった。そして、そんな彼らも例外なく『人間』であるがゆえに、「人間だったら、辛い時、優しくしてくれる人に身を寄せてしまう」とも考える。<br />
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「どちらかが正しく、どちらかが間違い、という選択肢は無く、どちらも正しくもあり間違いでもある。但し、どちらをとっても魂は傷つくし、その傷は生涯を通して苦痛を与え続ける」<br />
「どちらかの選択で、善者/悪者に分けられるものではない。ましてや強者/弱者にも分けられるものではない。それでも、人は善者/悪者、強者/弱者に分けたがり、利己的・私欲的と知りつつも己のための選択をし、それに対する許しを乞いたがる」<br />
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鑑賞後に、監督や演者のインタビュー記事を読み、彼らが何故、このタイミングでこの作品を世に出したかを咀嚼してみる。そこには、「最後に決めるのは、外側にある何者でもなく、自己の内側の心と魂」であると語っているように思う。混沌として先が見えず、様々な外的要因に振り回され、疲弊が繰り返されるのは、性質は違えど、今も昔も同じだと思う。<br />
だからこそ、本作品のイエス・キリストは、人間を、ともすれば画一的な方向へ導く存在ではなく、どんな選択をしどれだけ魂が傷つこうとも、その傷は、私も共に受ける、と言わんばかりに存在として描かれているのかもしれない。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-67756561755109160242016-10-24T22:13:00.000+09:002017-01-31T21:53:54.817+09:00[Review] ハドソン川の奇跡2009年1月、ニューヨークからシアトルに向かう予定の航空機が、バードストライクによって両翼のエンジン完全停止、制御不能状態に陥るという事故に見舞われる。しかし、機長・副機長の機転と咄嗟の判断により、凍えるような寒さのハドソン川に不時着水。重大な航空機事故であるにも関わらず、乗員・乗客全員が無事生還した。のちにこの不時着水及び救出活動が、『ハドソン川の軌跡 (Miracle on the Hudson)』と呼ばれ、特に機長のチェズレイ・サレンバーガー氏は、世界中から称賛されることとなった。<br />
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この作品の原題『Sully』は、サレンバーガー氏の愛称からとられている。そして、邦題は『ハドソン川の奇跡』とある。しかし、作品そのものは当時の事故は『回想録』とでしか扱われておらず、事故が発生した後の、国家運輸安全委員会 (NTSB / National Transportation Safety Board)による聞き取り調査、事故時の判断や対応の検証、サレンバーガー氏と副操縦士のスカイルズ氏への判断の是非が焦点に充てられている。<br />
何故『事故当時』ではなく『事故後』の物語なのか。監督のクリント・イーストウッド氏も、サレンバーガー機長を演じたトム・ハンクス氏も、事故そのものではなく、『事故に見舞われてもやるべきことをやった男の姿』を見てもらいたい、という。特に、イーストウッド監督の作品は、偉業に基づいた作品を作っても、その偉業を成した『偉人』としての側面は(少なくともその側面だけ、という形では)見せない。あれだけ『英雄』として取り沙汰された機長・副機長も、一人の普通の人間。それは前作の『アメリカン・スナイパー』のクリス・カイルにも共通したところが言える。<br />
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一躍時の人になった途端、押し寄せるマスコミやテレビ出演。どこもかしこも『有名人』として彼らを担ぎ上げるが、ヴェールを取れば、有名になったが故に終始監視されているようで、自身も、自身の家族も焦燥し、疲弊しきっている。<br />
一方、NTSBによる事故調査の聞き取りやシミュレーションの過程で、「実は不時着水ではなく近くの空港に着陸させることが出来、より乗客を安全に避難させることが出来た」ことが指摘され、さらにその追及も容赦ない。まるで誘導尋問のようで、「はい、私が間違った判断をしました」といった発言を待っているかのような場面でも、彼等は冷静に当時を回想し、理論的に供述。彼等の判断が間違っていないことが立証された。そう言った、『いつもとは全く違う環境・状況』に置かれたとしても、『自分がなすべきこと』をしっかりと見極め、それに逃げたり目を背けたりすることなく対応している姿は、まさに『プロフェッショナル』に相応しい。そういった、『一人の人間』としての強さ・弱さ、そしてそんな立場に追いやられた時の『成すべきことを見極め、着実に成し遂げる』ことが、この作品の見どころだと思う。<br />
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ちなみに本作品では、NTSBがまるで両氏を検察官のように詰問しているように表現している。本作は、英語版のWikipedia等で、「NTSBの調査手法の表現が偏っている」とされ、論争が起こっている。<br />
日本でもそうだが、どのような事故であれ、全ての事故は事故調査を担当する省庁や委員会に送られる。そしてその事故の渦中にあった乗組員が聞き取りの対象になるのは当然のことだ。しかし実際のところは、両氏を陥れるような質問の仕方等は行っていない、という。サレンバーガー氏も、高圧的な印象はなかったらしい。<br />
ということは、このシーンの描写は完全な脚色だろう。勿論、この作品は『事実に基づいた作品』なのだから、『事実そのもの』ではない。脚色なしに淡々とした質疑応答のみではエンターテインメント性に欠ける可能性があるから、このような脚色を施したのかもしれない。<br />
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ここも、『アメリカン・スナイパー』と同様のことが言える。一人の『普通の人間』が、極限の状態や日常と全く異なる状況(『アメリカン・スナイパー』では戦場、『ハドソン川の軌跡』では航空機事故と事故調査)に追いやられた時、人は何をどうするか。強くもありまた弱くもある彼等は、そんな時でも、『プロフェッショナル』として振る舞わなければならない。そんな、人間誰しもが持つ苦悩と苦闘を描きたかったのかもしれない。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-13971580062331657412016-05-06T23:05:00.000+09:002017-02-01T20:11:06.359+09:00[Review] エヴェレスト 神々の山嶺夢枕獏による小説の映画化作品。原作小説を読まずに鑑賞したのだが、小説自体は、多くの読者が絶賛していたのだという。しかし、それであるが故に、小説ファンの落胆は凄まじかったに違いない。現に。小説を読んでいない自分自身でさえ、この作品は随所で違和感や矛盾を感じた。エベレストを舞台にした壮大なスペクタクル作品であるが故に、それを数時間の映像に収めること自体がほぼ不可能に思う。「それを知っても、よく映像化させた」という賞賛も、自身の中には無い。<br />
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年代物のカメラが、カメラマン・深町と数々の偉業を成し遂げた登山家・羽生の出会いにつながり、それが縁となり、二人を中心とした物語が紡がれる。羽生の熱気に当てられたように、深町は羽生に魅入られ、追いかけていくうちに、彼の人生観や生命をかけても追いかけたいものがあることを知ることになる。そして自身も、羽生の辿った軌跡を追い、彼が何を見出そうとしたかを目の当たりにする。<br />
しかし、小説未読であることを前提の上での感想であるが、その描き方、物語の進め方が、あまりにも不可思議なことだらけだ。<br />
まず、あまりにも簡単にエヴェレストに登ることが出来るように表現されていることだ。そもそも入山だけでもかなりの高額な費用を必要とするはずなのに、何度も向かっている。まるで、比較的アクセスしやすい山に登山しに行くような錯覚を覚える。しかもそれを、鑑賞中ほとんど『単独』で行っている。羽生は、彼の生き様や過去の経験から、何が何でも単独で、という気持ちはわかるが、そもそも深町に、それだけの力量があってこそ挑戦できたのか、疑問が募るばかりだった。ましてやほとんど登山の経験のない人物が、たとえ5,000m近くを拠点にして、登ってから何日も帰ってこない人を待ったりする、というのも、疑問を呈せざるを得なかった。<br />
続いて、尾野真千子が演じる岸凉子の、エヴェレストへ行くことの動機だ。彼女の気持ちを察すれば、自分を見捨てたも同然の羽生や、その行動に至るまでの過程である『登山』そのものを恨むはずなのに、あまりにも短く凝縮された台詞で、「私もエヴェレストに行きます!」というところ。ここまで見事に心変わりし、深町のエヴェレスト登山に同行しようとする岸の変貌は、違和感を通り越して滑稽と言わざるを得ない。<br />
最後に、ラストのシーンの、阿部寛と岡田准一の、男らしくも重いナレーションが長く続き、くどさを感じたことだ。これも演出の一部であるかもしれないが、鑑賞した後の蓄積した疲労感は如何ばかりか。<br />
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邦画作品に見られることだが、限られた時間の中で伝えたいことを凝縮して表現する『引き算』として製作していくところを、ほとんど引き算せず、一部では足し算をして一層物語を希薄にさせてしまい、そもそも感情移入や伝えたいことの顕在化が全くなされていないことがある。一方で、原作では、作品の最初に見られた『ジョージ・マロリーが撮影したフィルム』に重点を置いている、とされる。一方この作品は、ジョージ・マロリーのフィルムは序盤に重きを置いているだけで、あとはほとんど語られていない。これはあくまで、『羽生と深町が出会い、深町が羽生にのめり込むための切っ掛け』に過ぎないのかもしれない(実際、ジョージ・マロリーのフィルムは見つかっておらず、全くの謎に包まれている)。<br />
そもそも、舞台の多くをエヴェレストに焦点を当てていること、壮大なスペクタクルを現地ロケを交えて撮影しているのだから、長期間、キャストを滞在させるわけにもいかない。本来、これほどの作品なのであれば、少なくとも前後編に分けて公開すべきなのだろうが、予算の関係などでそうはいかなかったのだろう。恐らく、様々な要因がそう簡単に解決できない状況下に置かれたからなのか、これほどまでに中途半端な作品に終わってしまったのかもしれない。<br />
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自分自身における『作品の表現』においても非常に通じるものがあるから、この作品の悪いところは、そのまま自分自身にも降りかかっているように思う。限られた時間であるからこそ、『最も表現したいもの』『一番伝えたいこと』に削ぎ落し、注力を当て、作品を作っていかなければならない典型的な例を目の当たりにしたように思う。小説が人気があっただけに、非常に残念な作品だった。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-6165438684689613982014-09-29T21:24:00.000+09:002014-11-05T22:39:04.115+09:00[Travel Writing] 初秋の関西の旅 - 京都編何かの旅番組だったと思うのですけれど、そこで伊根の街が紹介されていて、その独特の街並みに一目惚れ、是非とも行ってみたいと思い、この旅を計画しました。 ←いつものパターン<br />
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それにしても。<br />
京都駅を5:30に出て、電車に乗って宮津駅に到着したのが8:30。そこからバスに乗り換えて伊根に到着したのが9:30。約4時間の旅。と、遠い… (´д`)<br />
ちなみに車でも約3時間。天橋立よりさらに北にあるのは知っていましたが、まさかそれ程までに時間を要するとは… (´д`) 翌日の予定や宿泊のことを考えると、滞在時間は6時間くらい。伊根の街並みを散策するだけであればそれでも十分かと思いますが、さらに近隣のスポットへ足を伸ばすとなると、全く以て足りません。ですので、そういったスポットを含めて、ゆっくりと散策するのであれば、伊根で宿を取り、そこで一泊されることをお勧めします。<br />
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しかし、『<a href="http://www.inewan.com/" target="_blank">伊根の舟屋群</a>』だけであれば、極端な話、関西圏の方であれば日帰りでも十分堪能できます。流石に関東の空は無理があるでしょう。特に電車などで移動される方は、それこそ滞在時間は2~3時間程度になってしまうかもしれません。 (´∀`;)<br />
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-oLiNxqt7Z80/VC3n7-VFlZI/AAAAAAAAODY/EjDXzGZJrg8/w1327-h879-no/20140929_Ine022.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-oLiNxqt7Z80/VC3n7-VFlZI/AAAAAAAAODY/EjDXzGZJrg8/w1327-h879-no/20140929_Ine022.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-dXQnKWT4sss/VC3m9wZodjI/AAAAAAAANvg/02DuGbzhKII/w1327-h879-no/20140929_Ine009.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-dXQnKWT4sss/VC3m9wZodjI/AAAAAAAANvg/02DuGbzhKII/w1327-h879-no/20140929_Ine009.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-hLLnMGrOfpw/VC3minG0bsI/AAAAAAAANu4/c4nDMyqJcvI/w1327-h879-no/20140929_Ine004.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-hLLnMGrOfpw/VC3minG0bsI/AAAAAAAANu4/c4nDMyqJcvI/w1327-h879-no/20140929_Ine004.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-x6PfcIc7v0s/VC3msVg0jRI/AAAAAAAANvI/k79eXJdByW4/w1327-h879-no/20140929_Ine006.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-x6PfcIc7v0s/VC3msVg0jRI/AAAAAAAANvI/k79eXJdByW4/w1327-h879-no/20140929_Ine006.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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昨日の飛鳥路に引き続き、この日も絶好の晴れ。しかも風もそれほど強くなく、終日穏やかな1日を過ごすことが出来ました。<br />
何よりも驚いたのが、日本海側、ということもあるのでしょうけれど、海の透明度の高さ。伊根湾の底の浅さも手伝っているのかもしれません。それでも、この透き通るほどの水の青さは、目を見張るものがありました。単に舟屋群の建物を見て眺めるだけでなく、そこに生きる人たちが、如何に海を愛し、海と共に生活しているのかが分かります。<br />
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ちなみに舟屋群も、単に歴史的建造物として保存されているのではなく、ほとんどの家屋では今でも現役。普通に生活拠点として使用されていたり、家は別のところにあるものの、漁のための小舟のガレージとして使用されているところもあります。<br />
多くのところで、舟屋と舟屋の間に狭い道があって(そのほとんどが車は通れないし駐車も出来ない)、そこを通ってガレージ側に入り、海側から舟屋群を見る景色もまた格別です。<br />
勿論、観光遊覧船に乗って、海の上から見る、というのもありますね。様々な角度、様々な視点で、舟屋群の姿を見、そしてその歴史を垣間見る、というのもいいかもしれません。<br />
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-dKArYYahnlc/VC3mTSGr_LI/AAAAAAAAOGU/g7vWRXlWX-4/w582-h878-no/20140929_Ine001.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-dKArYYahnlc/VC3mTSGr_LI/AAAAAAAAOGU/g7vWRXlWX-4/w582-h878-no/20140929_Ine001.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-KROnqtUTljY/VC3nCKVcz2I/AAAAAAAANvo/eNAmHz7fHOg/w582-h878-no/20140929_Ine010.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-KROnqtUTljY/VC3nCKVcz2I/AAAAAAAANvo/eNAmHz7fHOg/w582-h878-no/20140929_Ine010.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-iwgkD6QdqQI/VC3nHS0mLkI/AAAAAAAANvw/HIXDs7h_Zso/w1327-h879-no/20140929_Ine012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-iwgkD6QdqQI/VC3nHS0mLkI/AAAAAAAANvw/HIXDs7h_Zso/w1327-h879-no/20140929_Ine012.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
<br />
そして、こんなにいい陽気であるからか、思い思いに穏やかな休日を楽しむ人もちらほら。釣りをしたり、絵を描いたり、あくせく動く回る僕とは大違いww<br />
基本的に、ここは都会のように、色々なものが目まぐるしく変わるところではありませんから、そんなスローな環境を身体いっぱいに染み込ませて楽しむところだと思います。だからこそ、あまり日帰りは適さない、ゆったりのんびりと過ごすには、少なくとも1泊することは欠かせないところでしょうね。 ^^<br />
<br />
漁業の街として、連綿と紡いでいった歴史と伝統、そしてそれらが生み出す長閑でのんびりとした雰囲気。それこそが、伊根で味わえる最大の魅力なのかもしれません。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-12410608699271627012014-09-28T23:22:00.000+09:002014-11-05T22:01:33.394+09:00[Travel Writing] 初秋の関西の旅 - 奈良編Google+で素晴らしい初秋の飛鳥路の写真の数々をアップしてくださる方がいて、それを見て旅情が募り、そして実際に現地に行くために行動を起こす… まぁいつものパターンでございますが、そんな自身の願いを叶えるべく、9月の終わり、遅い夏休みを取得して関西へ旅立ちました。<br />
飛鳥路の旅の前日、その写真をアップしてくださる方とお会いし、見所をチェック。一通り教えてもらったのはいいのですが、飛鳥の南、高取町にある、日本100名城の一つ『高取城』に行きたい、と自己申告したことが、運命の分かれ道でした。もしこの選択をしなかったら、もう少し違った飛鳥路を堪能できたかもしれませんが…<br />
<br />
実際、飛鳥路の観光ポイントは、自転車で1日で悠々と廻れるくらいのところに点在しているのだそうです。そこに『高取城』を加えると、飛鳥路でもいくつかは回れないかもしれないし、不完全燃焼になるかもしれない… そんなリスクを承知の上で、さらに<b>欲張り全開</b>の旅程を組んだのですから、旅が終了した時の疲労感たるや、押して知るべしでしょう。それでも、回りきれなかったところがあることの後悔もある、というのですから、いやはや、どうしようもありません… (´д`)<br />
<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-mHLCbk7KsLk/VC3uHAkQTgI/AAAAAAAANzs/Bn2JH0RhHqs/w1327-h879-no/20140928_Asuka003.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-mHLCbk7KsLk/VC3uHAkQTgI/AAAAAAAANzs/Bn2JH0RhHqs/w1327-h879-no/20140928_Asuka003.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-5qwPY5vAao0/VC3kBRCFtiI/AAAAAAAAO_U/dtDhe0Dq0Rc/w1327-h879-no/20140928_Asuka004.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-5qwPY5vAao0/VC3kBRCFtiI/AAAAAAAAO_U/dtDhe0Dq0Rc/w1327-h879-no/20140928_Asuka004.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
<br />
レンタサイクルには、普通のママチャリと電動アシスト、そしてロードバイクがあります。当初はロードバイクを借りる予定でしたが、それは飛鳥駅には置いておらず(石舞台古墳のステーションにはあるらしい)、その後の体力温存も兼ねて電動アシストを借りることに。<br />
そしてまずは、他の場所など意にも介さずに、ひたすらまっすぐ高取城へ向かいました。<br />
<br />
高取城への道のりは、思ったほど坂の傾斜が厳しい! 途中の<a href="http://www.tsubosaka1300.or.jp/" target="_blank">壷阪寺</a>までは、もしかしたらママチャリでも何とかいけると思います(それでも、壷阪寺に行くことだけを目的としていることが前提(多分))が、そこから先は、よほど鍛えていないと無理でしょう。途中、乗り慣れていると思われるロードバイクのライダーとすれ違いましたが、急こう配でやはり思うように前に進めないように思いました。午後を中心に飛鳥寺を見て回りますので、体力温存のために電動アシストを借りたのは正解だったと思います。<br />
え? ロードバイクでの挑戦? ははは、それは、まぁ日を改めて… (´∀`;)<br />
<br />
大分県竹田市の岡城でも思いましたが、何故こんな高いところに、これだけの素晴らしい石垣を築くことが出来るんだろう… と、感嘆せずにはいられませんでした。当時の建築技術の高さに驚かされるばかりです。木々が鬱蒼としていましたので、眼下が見づらかったのですが、高取城から臨む飛鳥の街並みも、さぞ美しいことでしょう。しかもこの時期は、ちょうど稲穂の実も黄金色に変わりつつある時期。まるで、天空から黄金色の海を見るかのような感じかもしれません。<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-NZTIVLwWtFA/VC3ksrw4CLI/AAAAAAAAODc/AuNniCK4Jj0/w1327-h879-no/20140928_Asuka011.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-NZTIVLwWtFA/VC3ksrw4CLI/AAAAAAAAODc/AuNniCK4Jj0/w1327-h879-no/20140928_Asuka011.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-Ouo0NzJcHi8/VC3lAwB63sI/AAAAAAAANtI/xQ7AFnia1So/w1328-h879-no/20140928_Asuka015.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-Ouo0NzJcHi8/VC3lAwB63sI/AAAAAAAANtI/xQ7AFnia1So/w1328-h879-no/20140928_Asuka015.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
<br />
高取城を降りて、飛鳥路を巡る前に壷阪寺へ。しかしこれがかなりの誤算。壷阪寺、結構境内が広い。そして見どころも多い! (゜д゜) 時間配分を間違えて、ついつい、長居してしまいました。いい意味でも、悪い意味でも。<br />
何せ、当初は壷阪寺は通過点にすぎなかったのですから。やっぱり実際に足を運んでみないと、その場所の魅力と言うものは分からないし、語るに乏しいですねぇ。<br />
<br />
ご存じのとおり、仏教は中国を経由してインドから日本へ伝わりました。この壷阪寺は、そんなインドとの国際交流を非常に密に行っている寺の一つ。それゆえ、境内にはインドゆかりの品々や、インド在住の彫刻家が寄贈した品物も数多く展示されています。今は、インド人の多くを占めるのがヒンドゥー教ですが、ヒンドゥー教は仏教にも密接に繋がる部分があります。もちろん、そのことを示す品々もあります。日本の仏教の寺なのに、まるで東南アジアの寺院に迷い込んだかのような、そんなエキゾチックな側面を見せるお寺です。<br />
<br />
飛鳥路へ向かう前に腹ごしらえ。それと同じく、壺阪山駅界隈の古い街並みも散策。<br />
古い町並みは、今では現代風の住宅に姿を変えているところがおおくあるものの、ところどころで、江戸から明治の情緒がほんのりと感じることが出来ます。<br />
<br />
<br />
さぁ、そうこうしているうちに本当に時間が無くなってしまいました。<br />
飛鳥路に来たのであれば、本来であれば<a href="http://www.asuka-park.go.jp/ishibutai/" target="_blank">石舞台古墳</a>に行きたいところ。なのに今回の旅ではその主要スポットを素通り!! あんまりやらない… というか、普通はやらない。やはり見どころは押さえておきたいところ。なのに素通り。理由は時間が無いから。 (´;∀;`)<br />
後で、事後報告を兼ねて、今回紹介していただいた方に話をしたら、「それは次もここにやってくる口実だよねっ (^o^)」とのこと。ああ、悟られてしまった気分… (´∀`;)<br />
<br />
あ、でも<a href="http://www.asuka-tobira.com/asukakyo/asukadera.htm" target="_blank">飛鳥寺</a>はちゃんと押えました!<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-KFtqblVCTAE/VC3lmTqfuMI/AAAAAAAAOHw/zRWSRUqj--8/w1327-h879-no/20140928_Asuka023.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-KFtqblVCTAE/VC3lmTqfuMI/AAAAAAAAOHw/zRWSRUqj--8/w1327-h879-no/20140928_Asuka023.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-PJv0Krhf0GE/VC3lyVZFQNI/AAAAAAAANuQ/ZDPpPEsP98I/w1327-h879-no/20140928_Asuka025.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-PJv0Krhf0GE/VC3lyVZFQNI/AAAAAAAANuQ/ZDPpPEsP98I/w1327-h879-no/20140928_Asuka025.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-E_16-G4hB0k/VC3lrjT2l_I/AAAAAAAANuI/xaB1qcXVMdo/w582-h878-no/20140928_Asuka024.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-E_16-G4hB0k/VC3lrjT2l_I/AAAAAAAANuI/xaB1qcXVMdo/w582-h878-no/20140928_Asuka024.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-Hr9npbQGPwE/VC3lK0VZ9UI/AAAAAAAANtY/WqMll61--c8/w582-h878-no/20140928_Asuka017.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-Hr9npbQGPwE/VC3lK0VZ9UI/AAAAAAAANtY/WqMll61--c8/w582-h878-no/20140928_Asuka017.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
<br />
今年は、例年になく秋の入りの時の気温の低下が早かったためか、彼岸花の咲くタイミングも早かったように思います。そのため、文字通り『暑さ寒さも彼岸まで』の時が一番の見頃。残暑が厳しい時には、9月末から10月の頭くらいに咲き誇っていた彼岸花も、9月末には多くが色褪せ、半分くらいが既に見頃を過ぎ、あとは朽ちていくのみの状態でした。<br />
ただ、今回紹介してくださった方も、「朽ちゆく瞬間が一番美しいかもしれない」ということを仰っていました。確かに色は褪せていたものの、最後の最後まで、その焔のような赤色を発し続けている、というのは、生命の輝きを最後まで絶えず燃やし続ける、という意味にも繋がるのかもしれません。<br />
<br />
今回は、ちょっとタイミングを逸したように思いますが、これはこれで素晴らしい体験だったと思います。今度は、ちゃんと見頃の時に、また訪れたいと思います。 ^^Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-83793711652200245312014-09-07T20:18:00.000+09:002014-11-05T21:20:59.906+09:00[Travel Writing] 初秋の北東北の旅 - 岩手編弘前を後にして次の目的地である、岩手県久慈市へ。弘前から青森に出て、新幹線ではなく青い森鉄道に乗ってのんびり揺られながら八戸へ。八戸線に乗り換え、終点の久慈に到着し、そこで一泊。<br />
ご存じのとおり、久慈市は2013年度上期の連続テレビ小説『あまちゃん』の舞台。社会現象にもなったこのドラマの人気は今も衰えることなく、観光客を久慈に引き込んでいます。ドラマでは、架空の市『北三陸市』となっており、随所で過疎化が進む地方都市の状況を描いていますが、実際にこの街に来てみると、そんなことはありません。久慈駅を中心に結構賑わってまっせ!<br />
それでも、夜になれば昼の賑わいもかなり潜め、スナックのネオンがひっそりと輝いています。弘前からの移動は流石に疲れましたので、あまり散策もせずに、チェックインしたホテルのお勧めの居酒屋さんで一杯。なんとその居酒屋さんの従業員の方、『あまちゃん』のエキストラとして出演されていたんですって。既に放送終了してから大分時間も経ちますが、今も興奮さめ止まぬ、といった感じで、当時の体験を話してくださいました。 ^^<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-ZV37dBJj39I/VAuSCuVAufI/AAAAAAACN-Y/q_bhAAeiG6I/s1600/IMG_1118.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-ZV37dBJj39I/VAuSCuVAufI/AAAAAAACN-Y/q_bhAAeiG6I/s1600/IMG_1118.JPG" height="150" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-wrNX8rJnedY/VAuSDReTWbI/AAAAAAACOBk/FYQbkYThF5k/s1600/IMG_1120.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-wrNX8rJnedY/VAuSDReTWbI/AAAAAAACOBk/FYQbkYThF5k/s1600/IMG_1120.JPG" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
<br />
翌朝は観光案内所で自転車を借りて市内をぐるぐる撮りながら回ることにしました。<br />
観光案内所は、三陸鉄道の改札のすぐ脇にあり、さらにその改札口のスペースには、三陸鉄道に乗る時は欠かせない『うに弁当』の販売所がありました。<br />
が。観光案内所に到着した8:30の時点で既に完売の札が。ちなみに販売員の方に聞いてみると、「<b>朝6時の時点で長蛇の列が出来ていて、その日の販売分がその時点で完売</b>」ですって!!<br />
<br />
うっひょー………<br />
<br />
この時点で、ドラマが終了して1年近くが経過しているのに、まだまだ人気は衰えていないんだなー… と実感した瞬間でした。<br />
<br />
<br />
自転車を借りてまず向かったのが、『あまちゃん』のメインの舞台である、『北の海女』の活動の場である小袖海岸へ。500円の見学料を支払い、いざ、久慈が生み育んだマーメイドたちの実演へ。<br />
<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-4R12WvKHGhM/VBBZAmSgjOI/AAAAAAAAFvM/B94FwpIwtYU/w582-h878-no/20140907_Kuji007.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-4R12WvKHGhM/VBBZAmSgjOI/AAAAAAAAFvM/B94FwpIwtYU/w582-h878-no/20140907_Kuji007.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-DHPsy_WE5DQ/VBBZW6oxUOI/AAAAAAAAFvA/IHF2Bkq1n2I/w582-h878-no/20140907_Kuji009.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-DHPsy_WE5DQ/VBBZW6oxUOI/AAAAAAAAFvA/IHF2Bkq1n2I/w582-h878-no/20140907_Kuji009.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-h4Pi3CqJ86c/VBBY7uELuwI/AAAAAAAAFvI/cxFUlsBafng/w1327-h879-no/20140907_Kuji008.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-h4Pi3CqJ86c/VBBY7uELuwI/AAAAAAAAFvI/cxFUlsBafng/w1327-h879-no/20140907_Kuji008.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-xodHvicygjQ/VBBZb2e9FCI/AAAAAAAAFvU/t9Y4PdQ0XE0/w1328-h879-no/20140907_Kuji011.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-xodHvicygjQ/VBBZb2e9FCI/AAAAAAAAFvU/t9Y4PdQ0XE0/w1328-h879-no/20140907_Kuji011.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
<br />
初めて見た海女さんの実演。<br />
恥ずかしながら、当初は、やはり物珍しさ、ドラマの舞台の追憶をなぞるため、という目的だったんですけれど、そんな矮小な思いが一気に吹っ飛んでしまうくらい、見入ってしまいました。特にベテランの海女さんは、垂直にスーッと潜っていくんです。波もほとんど立てずに。まるで海と一体になったかのように。実演のために整備された海岸で行うわけですから、海も綺麗。それだけに、潜った時の姿もよく見えます。本当に見とれるくらいに泳ぎが綺麗なんです。<br />
<br />
獲れたウニは、その場でさっと洗い、捌いて中の卵巣を取り出して食べます。僕はウニはそれ程好きな方ではないのですが、それでも獲れたてとなると、食べずにはいられなくなります。 ^^;<br />
海女さんと漁業組合の方曰く、暑い夏も過ぎ、涼しくなってきたこともあって、ウニも少し小ぶりになり、味も甘さが抑え、しょっぱさが引き立つようになった、とか。甘いウニを堪能するには、真夏に獲れたウニが一番なのだそうです。とはいっても、その時は夏休みのため、9月初旬とは比べ物にならないほどの人出でしょうね。 ^^;<br />
<br />
その後は、小袖海岸の船着場の観光ボートに乗って、三陸海岸の海上散歩に。<br />
<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-pWgRmRbv39g/VBPPIdXleAI/AAAAAAAAL_w/EhJJDEdqIhw/w1172-h879-no/20140907_Kuji005.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-pWgRmRbv39g/VBPPIdXleAI/AAAAAAAAL_w/EhJJDEdqIhw/w1172-h879-no/20140907_Kuji005.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-3WX3_xCTO7k/VBPPTSoX3FI/AAAAAAAAL_4/lJw0f-CxZF8/w1172-h879-no/20140907_Kuji014.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-3WX3_xCTO7k/VBPPTSoX3FI/AAAAAAAAL_4/lJw0f-CxZF8/w1172-h879-no/20140907_Kuji014.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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<br /></div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-8su3ldn-6tY/VBPVmu6Av9I/AAAAAAAAFvg/NFxJZnM7-x0/w1327-h879-no/20140907_Kuji017.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-8su3ldn-6tY/VBPVmu6Av9I/AAAAAAAAFvg/NFxJZnM7-x0/w1327-h879-no/20140907_Kuji017.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-oY7iJPoxqtM/VBPVr1zT7EI/AAAAAAAAFvk/UVVGFghl7Cw/w1327-h879-no/20140907_Kuji018.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-oY7iJPoxqtM/VBPVr1zT7EI/AAAAAAAAFvk/UVVGFghl7Cw/w1327-h879-no/20140907_Kuji018.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
<br />
三陸海岸は、小学校の社会で勉強しましたが、こうして目にするのは初めて。海から見るのも、陸から見るのも、その独特な地形は目を見張りますね。太平洋の海と風によって浸食した岩、海底からの岩の隆起。当初はそういった地形について、知識としてあったものの意識にはなくて、専らドラマのことが頭に会ったのですが、ドラマの光景と同じく、この旅において僕の心を掴みました。<br />
特に、観光ボートに乗ると、『あまちゃん』のオープニングに登場するいくつかのシーンを、船頭の方が解説してくださいます。ちょっとした、ドラマの知られざる一面を垣間見たような気がします。<br />
<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-U_YjbPj0b4c/VBPWAbz-cTI/AAAAAAAAIrk/Bl0MeteoS10/w582-h878-no/20140907_Kuji023.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-U_YjbPj0b4c/VBPWAbz-cTI/AAAAAAAAIrk/Bl0MeteoS10/w582-h878-no/20140907_Kuji023.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
<br />
小袖海岸の後は、滝ダムを経て『<a href="http://www.kuji.co.jp/museum/" target="_blank">琥珀博物館</a>』へ。文字通り、琥珀色の美しい石が勢揃い。<br />
初めて知ったのですが、琥珀って比重としては結構軽い方なんですね。確かに水に漬けると沈みますが、塩水に漬けると(濃度に寄りますけれど)浮くんだそうです。最近は琥珀の模造品も多く出回っているのだとか。そういったことを見分けるための一つの手段として、用いられているのだそうです。確かに、手にすると思った以上に軽かったです。<br />
<br />
そして、何よりも個人的に今でも謎なのが、虫入りの方が値段が高い、ということ。その値段の高さとは、宝石としての価値なのか、考古学的な価値なのか… 多分、後者だと思うのですけれど。<br />
何せ、琥珀は木々から出る樹脂が固まったもの。粘性も高く、虫であればひとたまりもなく取り込まれます。中には蛙等の小動物が取り込まれた事例もあるとか。つまり、虫はその時代の様子を環境や様子を研究する上で非常に貴重な史料になるわけですね。<br />
だから、あくまで考古学的に価値のあるものだと思いますが… あまりそこら辺は詳しく説明しておらず、もしや宝石の側面でも値段が高いのか… と訝ってしまいました。 ^^;<br />
<br />
<br />
ご当地料理に、海女に、三陸海岸に、琥珀にと、侮ることなかれ、見所なんていっぱいある久慈。これからも、たくさんの人が足を運ぶような、素敵な街でいてほしいと願っています。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-69895824666589003272014-09-06T22:14:00.000+09:002014-11-05T20:12:15.401+09:00[Travel Writing] 初秋の北東北の旅 - 青森編江戸時代より現存する天守や石垣などの設備は、当然100年単位で風雪に晒されるわけですから、痛みや損傷はその分深く蓄積されるわけです。ですから、定期的な数年がかりの大改修は当然のこと。姫路城も5年以上経過して、ようやく改修後の全容がお目見えになりましたね(本格的な営業開始は2015年春以降)。<div>
弘前城でも、石垣の歪みが生じたため、10年近くの計画で大改修に入ることになりました。2014年11月頃から、天守を囲む堀を埋め、しばらく天守を別の場所へ移動させ、石垣の補修にあたる、というもの。よく、天守と桜の共演の写真を見ることがありますが、2014年の春を以てしばらくお預け。11月以降は堀も埋められ、工事用の幕なども張られるでしょうから、今の弘前城の姿を目に焼き付けておくのは、このタイミングだ、と思い、弘前の街撮りPhotowalkを兼ねてやってまいりました。</div>
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-htWaOOtXB8o/VA5hXcxIUsI/AAAAAAAAJpc/5sLNfRkvFmo/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki001.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-htWaOOtXB8o/VA5hXcxIUsI/AAAAAAAAJpc/5sLNfRkvFmo/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki001.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-hghAedR9eGk/VA5hj4vZX5I/AAAAAAAAJpg/nPrLSiqc4AI/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki004.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-hghAedR9eGk/VA5hj4vZX5I/AAAAAAAAJpg/nPrLSiqc4AI/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki004.jpg" height="131" style="cursor: move;" width="200" /></a></div>
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-Xu0GMcxwkBc/VBPDoFmBqZI/AAAAAAAAJpo/q3CwEyzMCnQ/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki006.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-Xu0GMcxwkBc/VBPDoFmBqZI/AAAAAAAAJpo/q3CwEyzMCnQ/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki006.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-wtbTLyUv2bg/VA5hu20ua2I/AAAAAAAAFwY/zwyw_-2zQSw/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki010.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-wtbTLyUv2bg/VA5hu20ua2I/AAAAAAAAFwY/zwyw_-2zQSw/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki010.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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夏が終わったばかりということもあって、東北の紅葉は流石にこの時期はまだまだ。それでも、連日の暑さからか、弘前城の園内の緑も、夏の濃緑は形を潜め、ちょっとくたびれた様子。でもそれが、初秋の抜けるような空の青と高さに、妙にマッチしているように見えます。</div>
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また園内を彩る花々も、夏を代表するヒマワリはまだ咲いていましたが、どちらかと言うとサルビアのような晩夏~初秋を代表するような花が咲き誇っていました。この時期、残暑の残る東京などではまだまだ夏の花が最盛期というところもあります。東北はちょっと秋を先取り、という感じですかね。 ^^</div>
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-EpNkdO04ST4/VBO991wXIEI/AAAAAAAAKtM/G5sOZ4J30fQ/w1172-h879-no/20140906_Hirosaki016.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-EpNkdO04ST4/VBO991wXIEI/AAAAAAAAKtM/G5sOZ4J30fQ/w1172-h879-no/20140906_Hirosaki016.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-bfyOIlgQOUE/VBO-DZ2GsjI/AAAAAAAAMDQ/p6mT2ARuR68/w1172-h879-no/20140906_Hirosaki017.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-bfyOIlgQOUE/VBO-DZ2GsjI/AAAAAAAAMDQ/p6mT2ARuR68/w1172-h879-no/20140906_Hirosaki017.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-OdZgCbSVYcM/VBPDiXpnOZI/AAAAAAAAFww/h-S2g9Pzgkw/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki021.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-OdZgCbSVYcM/VBPDiXpnOZI/AAAAAAAAFww/h-S2g9Pzgkw/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki021.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-e1DmKF9DAMQ/VBPDef2vbJI/AAAAAAAAFw0/xOnPJW5xgfY/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki022.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-e1DmKF9DAMQ/VBPDef2vbJI/AAAAAAAAFw0/xOnPJW5xgfY/w1327-h879-no/20140906_Hirosaki022.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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実は弘前に来たのは2回目。1回目は、2006年のゴールデンウィーク、つまり桜が園内を咲き誇っている時に来ました。って、言ってるそばから、あれから8年かー、と思いを馳せるワタクシ。その時も晴れていて、天守の展望室から臨む、桜の海と岩木山の光景が印象的でした。</div>
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その時訪れたのは弘前城公園のみでしたので、今回はレンタサイクルでもうちょっと先の方まで。『<a href="http://www.hirosakipark.or.jp/hujita/" target="_blank">藤田記念庭園</a>』と『<a href="http://www.hi-it.net/~ringo-kouen/" target="_blank">弘前市りんご公園</a>』へ。特に『弘前市りんご公園』は、前回行きたかった、と思っていただけに、今回足を運ぶことが出来て、晴れてその念願が達成できたと言えます。</div>
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弘前市りんご公園は、弘前市街地からやや離れたところにあり、近隣には高い建物どころか家屋もほとんどなかったので、広々とした庭園と、高く、そして初秋の広がりを見せる青空をいっぱいに感じられるところでもあります。</div>
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りんごの本格的な収穫には、この時期はちょっと早かったと思います。それでも、一部の品種では既に実を真っ赤に実らせ、まさに食べごろ、という感じでまるまると実を太らせていました。申込制で収穫体験が出来ます。弘前のりんご、是非ともご賞味あれ…! ^^</div>
Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-32200461720282696682014-08-30T22:55:00.000+09:002014-10-30T21:20:54.841+09:00[Travel Writing] Geburtsort des 9. Sinfonie in Japanちょっと、勢い余って予定に組んでしまった街撮りPhotowalkの一つ。夏も終わり、暑さで日々の疲れが溜まっているに加え、この時期は例年にない業務が立て込んでおり、一応の休みは貰ってはいるものの、出掛ける意欲もかなり殺がれていた時期でした。<br />
さらに、設定した行先が『徳島』。それも夜行バスに揺られて。一旦神戸に出た後、高速バスに乗り換えて鳴門へ行く、というルートです。<br />
<br />
夜行バスに乗る瞬間まで、「行くべきか、行かずに家でのんびり過ごすべきか…」と逡巡していましたが、折角ある程度のお金の支払いが発生している手前、やはり行って後悔するか…! と気持ちを切り替え、鳴門の旅へと実行するに至りました。<br />
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結果として、身体への疲れが一層溜まってしまいましたけれど、でも行ってよかった、と思える旅になりました。 ^^;<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-JYaVyUibTWk/VAuIF7w27jI/AAAAAAAAMDY/lJEETs2kQoE/w913-h685-no/20140830_Naruto001.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-JYaVyUibTWk/VAuIF7w27jI/AAAAAAAAMDY/lJEETs2kQoE/w913-h685-no/20140830_Naruto001.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-VUCJ_f0reSw/VAuILVl_EgI/AAAAAAAAMDc/OV-IhUQRHqk/w913-h685-no/20140830_Naruto002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-VUCJ_f0reSw/VAuILVl_EgI/AAAAAAAAMDc/OV-IhUQRHqk/w913-h685-no/20140830_Naruto002.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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まず到着したのは鳴門公園。丁度満潮の時間帯で、渦も大きく発生していた模様。滞在時間が僅かだったのが悔やまれます。 ^^;<br />
もっとくっきり渦を見るには、干潮の方がいいかもしれません。潮が引いているので水量が少なくなっていますが、水勢はほとんど変わりませんから、はっきりとした渦が見られるのではないかと思います。そして渦を見るには、鳴門大橋のスカイウォークや海岸線からではなく、定期観光船に乗船しての、船からの観測。間近で渦を見る、最良の手段です。<br />
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鳴門大橋からバス→電車で乗り継ぎ、向かった先は、板東。<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-9_Ip1nEgtDQ/VAlxPI0GO3I/AAAAAAAABwY/5WxPjHEgJys/w1034-h685-no/20140830_Naruto011.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-9_Ip1nEgtDQ/VAlxPI0GO3I/AAAAAAAABwY/5WxPjHEgJys/w1034-h685-no/20140830_Naruto011.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-qk7ddiw5lrg/VAlxqulsiHI/AAAAAAAAJrY/LTy6lfWZBL8/w1034-h685-no/20140830_Naruto017.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-qk7ddiw5lrg/VAlxqulsiHI/AAAAAAAAJrY/LTy6lfWZBL8/w1034-h685-no/20140830_Naruto017.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-hUR9qAUl1hs/VAuIq05yxCI/AAAAAAAAJrM/4t5VY6XRmas/w1034-h685-no/20140830_Naruto009.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-hUR9qAUl1hs/VAuIq05yxCI/AAAAAAAAJrM/4t5VY6XRmas/w1034-h685-no/20140830_Naruto009.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-CxKqskyVcz4/VAuDHpo_2TI/AAAAAAAAJlY/Wj8rRJ11ESo/w1034-h685-no/20140830_Naruto020.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-CxKqskyVcz4/VAuDHpo_2TI/AAAAAAAAJlY/Wj8rRJ11ESo/w1034-h685-no/20140830_Naruto020.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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お恥ずかしい話しながら、『板東』という地は、映画『バルトの楽園』を鑑賞して初めて知りました。逆に言えば、映画が自分の知見を広める一つの媒体になっているのですから、決して安易に、単なるエンターテインメントだけに扱うことは出来ないのですけれど。<br />
<br />
第一次世界大戦の折、連合国からの要請を受けて、青島を進軍していたドイツ軍と交戦。その戦いで勝利し、4700名程のドイツ兵を俘虜として日本に収容することになりました。<br />
しかし当時の日本には、俘虜を収容するための施設は皆無に等しく、各地の寺院等を間借りして収容した、という形を取ったため、環境としては劣悪。これを機に、全国的に俘虜を収容する施設の建設が本格的に始まり、その一つに、徳島県鳴門市 板東の地があてがわれたそうです。<br />
<br />
『敵軍』を収容するために設けられたはずの収容所。しかし板東俘虜収容所は、他の収容所とは一線を画し、俘虜たちに対し最大限の自由を与えていました。不慮の多くが元志願兵。それゆえ、様々な職種が集まっていたそうで、パンや肉の製造、写真撮影や靴職人等、生活必需品から趣味の世界まで、そこは本当に収容所なのか? と思ってしまうくらいに、生活感と享楽が溢れる場所だったそうです。<br />
そのため、ヴェルサイユ条約以降、多くの不慮がドイツ本国へ帰還したものの、日本に留まった兵も少なくなく、自分の持つ技術や知識を、如何なく発揮したそうです。また、ドイツ本国へ帰還した者も、俘虜になったことを切っ掛けに、日本の研究を始めた者もいたそうです。<br />
正にここが、日本とドイツの友好の懸け橋の場所になった場所、と言えそうですね。<br />
<br />
そして何よりも忘れてはならないのが、この板東が、今や世界でも有名な交響曲の1つである、ベートーベンの交響曲第9番『歓喜の歌』が初めて上演された場所でもあります。この曲を初めて耳にした当時の日本人は、まるで天にまで届くかのような盛大にして高らかな歌声に驚き、そして高揚したそうです。<br />
交響曲第9番は、今では世界中で、新年を祝う曲として披露されるのが定番となっていますが、板東では、初めて上演された1918年6月1日にちなみ、6月の最初に披露されるのだそうです。<br />
<br />
<br />
こうした歴史に思いを馳せてみると、ところどころに、当時のドイツ兵が遺して行ったものが数多く見受けられます。例えば、大麻比古神社の境内の裏手にある、ドイツ橋や眼鏡橋など。県道12号線を挟んで、高徳線の方に足を伸ばすと、『<a href="http://www.ithiroba.net/~barutononiwa/" target="_blank">阿波大正浪漫 バルトの庭</a>』があります。映画『バルトの楽園』のロケセットが公開され、映画さながらの世界を感じることが出来ます。<br />
<br />
残念なことと言えば、これだけ素晴らしい逸話や史跡があるにも関わらず、訪れる人があまりいない、ということ。実際のところはいます。同じ板東にある『<a href="http://www.88shikokuhenro.jp/tokushima/01ryozenji/" target="_blank">霊山寺</a>』が、四国八十八箇所第1番札所ですから。お遍路さんのスタート地点という意味では欠かせない場所ですね。実際にここでお遍路さんに必要な品物の購入や講話を聞いたりもします。<br />
その一方で、ただでさえ国際的な交流が、東京や大阪、京都に集約されるあまり、こういったところに目が向けられていないのはちょっと寂しい気もしました。地味かもしれませんし、決して交通の便もいいとは言えませんが、スポットの当たるところになったら、と思わずにはいられません。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-49468732233507854702014-08-25T18:28:00.000+09:002014-10-30T16:42:00.584+09:00[Travel Writing] 大地の悠久の息吹を感じる旅庄内地方の旅が比較的良好な天候だったのは、その時点で自分の運気を全て使い果たしてしまったんじゃなかろうか、ってくらいに、次の日以降の天候は雨、よくて曇天。 (´д`)<br />
<br />
鶴岡市で一泊し、羽越本線で南へ行って新潟へ。新潟市の時点では天気は良く晴れて爽やかだったのですが、越後線→北陸本線に乗り換え、次の目的地である糸魚川に向かう最中に、徐々に雲行きは怪しくなり、直江津に到着した時にはパラパラと雨が… orz<br />
糸魚川か直江津か、同じような場所に行くにしても、その行き方をどうアレンジするか… というところで、僅かな時間逡巡しましたが、直江津でのパラパラ雨がほんの一時的なことだったということに気づき、そのまま糸魚川へ行くことに。<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/v8SP6BIA172gIGvQ2QURnXpQMuPVO9xlqAurEUUO8Gk=w1172-h879-no" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/v8SP6BIA172gIGvQ2QURnXpQMuPVO9xlqAurEUUO8Gk=w1172-h879-no" height="150" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-qIi1qk0r2lU/VAb34uZF1dI/AAAAAAAAIq4/tSkhBC5UnrI/w1172-h879-no/20140824_Itoigawa001.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-qIi1qk0r2lU/VAb34uZF1dI/AAAAAAAAIq4/tSkhBC5UnrI/w1172-h879-no/20140824_Itoigawa001.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
糸魚川駅界隈で自転車を借り、能生まで走らせました。<br />
糸魚川は今回が2回目。しかもその最初が、日本海から寒風吹きすさぶ<b>真冬</b>。当初、日本の気象状況をよく把握していない僕は、『新潟は全域で雪が積もる』という誤った知識を持っており、この時も、雪化粧の上越界隈を心待ちにしていたものです。<br />
が、結果は惨敗。雪どころか<b>雨</b>。それも骨身に染みる冷たい雨。何でこんな雨の中をてくてく歩いているんだろう… (´q`) と、自問自答したものです。<br />
<br />
そして今回もあまりよろしくない天気。糸魚川に到着した当初はまだ持ちこたえたものの、翌日は昼過ぎから雨。ああ、きっと僕と糸魚川の相性ってこんなものなのかな… (´ー`) と、ほぼ諦めモードに陥っておりました。<br />
<br />
とは言え、雨なら雨で、水と水をたっぷり含んだ空気が織りなす光景というのは、やはりその天候でないと味わうことが出来ないというのも事実でして。その最たる例が、次の日、つまりこの旅の最終週に訪れた、小滝ヒスイ峡です。<br />
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-2sxzgIOy_5M/VAb3n03n0gI/AAAAAAAADBY/bdqsG4oJ8wo/w1034-h685-no/20140824_Itoigawa008.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-2sxzgIOy_5M/VAb3n03n0gI/AAAAAAAADBY/bdqsG4oJ8wo/w1034-h685-no/20140824_Itoigawa008.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
<br />
小滝川の急流の水しぶきと、それが作り出す水煙。それが、渓谷を幻想的に映し出していました。水煙があたりを包み込み、靄を形成しているからこそ、渓谷の石、森、そして急流の力強さが、一層色濃く表れているのかもしれません。<br />
『小滝川ヒスイ峡』という名称の通り、この界隈は昔から良質なヒスイの産地で、古墳時代や大和時代、各地を治めていた豪族の装飾品に使用されたヒスイも、ここから産出されたと伝わります。そしてそのヒスイは、悠久の時を超えて、今もこの地に多く眠っています。勿論、許可の無い採掘・採取は厳禁。まぁ、ポケットに忍ばせられる大きさのヒスイは存在せず、今、この渓谷にあるヒスイは、いずれも大型クレーンでもないと持ち出せませんが。 ^^;<br />
<br />
もう一つ興味深いのは、このヒスイ峡、規模は小さいながらも糸魚川市の観光スポットとして紹介され、洪水対策として川岸が整備されています。その整備された川岸に敷き詰められた石も、何百年前から何億年前、という、人類が誕生する以前の年代のものに分けられて敷き詰められていまして。そういった違いを見せることにより、この地が地質的にどのように変化していったのかを体験する意味も含まれているそうです。<br />
糸魚川は、フォッサマグナの西端に位置する場所。フォッサマグナとは、ラテン語で『大きな溝』を意味し、かつてこの場所が海の底であったことを示す証拠がそこかしこに。このヒスイ峡に行く道すがらで見える、屹立する『明星山』。この山の成分の多くが石灰岩で出来ている、ということもその証拠の一つなのだそうです。しかも、その石灰岩の地層から、大量のアンモナイトをはじめとする化石が出土されたとか。ヒスイの生成も、大いなる地球上の営みから生まれ出でた宝石。一見、変哲のない峡谷のように見えるものの、そこには、何億年と刻まれた地球の鼓動が眠っているんだなぁ、と思いを馳せました。<br />
<br />
<a href="http://www.geo-itoigawa.com/" target="_blank">糸魚川ジオパーク</a>は、2009年に、<a href="http://www.geo-itoigawa.com/" target="_blank">世界ジオパーク</a>に認定されています。<br />
<br />
<br />
ここで産出されるヒスイが、古代の豪族のステータスになっている、というわけですから、当然糸魚川には、古代のヒスイの加工場所がありました。その遺跡群も、市街地でいくつか見ることが出来ます。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-s5KlLTREc7o/VAb4uk6UViI/AAAAAAAAIqk/2i5tYycMZAI/w913-h685-no/20140824_Itoigawa019.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-s5KlLTREc7o/VAb4uk6UViI/AAAAAAAAIqk/2i5tYycMZAI/w913-h685-no/20140824_Itoigawa019.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-znZDtE6L5fI/VAb4z3C9huI/AAAAAAAAIfQ/dmhwX27Z93o/w913-h685-no/20140824_Itoigawa020.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-znZDtE6L5fI/VAb4z3C9huI/AAAAAAAAIfQ/dmhwX27Z93o/w913-h685-no/20140824_Itoigawa020.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
しかしここで雨脚が強くなってしまったため、『<a href="http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=4586" target="_blank">フォッサマグナミュージアム</a>』で雨宿りを兼ねて見学。フォッサマグナを発見したナウマンの功績を始め、糸魚川とその近海の地形・地層だけでなく、連綿と続いた地層やその時代の岩石・化石などが多種多様に展示されています。<br />
また、ヒスイと一言で言っても、産出地によって、形状は勿論、見た目や性質も結構違いますね。地層・地学好きの当方としては、非常に面白い場所です。<br />
<br />
さて、雨はというと、帰りの時間となっても止む気配は無く、結局糸魚川は、両日ともにあまりよろしくない天気の中での街撮りPhotowalkで終了を迎えました。 (´・_・`)<br />
初日が運が良かっただけに、二日目・三日目の分の運を使い果たしてしまった、とも言えなくもありません。 ^^;<br />
願わくばすっきりと晴れた日に街撮りしたかった、とは申せ、こういった天候ならではの光景も見ることが出来た、という収穫もありました。1つでも収穫があったのなら、それはそれでよしとしましょう。 ^^;Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-54495007881082198172014-08-23T22:22:00.000+09:002014-10-29T07:07:37.837+09:00[Travel Writing] 晩夏の庄内地方巡り予てから、Google+の写真家さんの一人で、美しい庄内地方の写真をアップしている方がいらっしゃって、見ているうちに旅情が募り、庄内地方への旅を決行することと相成りました。<br />
庄内地方の旅は、酒田に続き二度目。その酒田は、丁度雪が降りしきる真冬(それも鉄道が除雪が追いつかず運転見合わせになるほどにw)でした。今回は、鶴岡→遊佐→にかほ と、鳥海山を挟んで秋田方面へ。晩夏の庄内地方は、夏の暑さがやや形を潜め、替わって通りの田んぼの稲穂の色が黄金色に変わりつつある、そんな、秋の気配が少し感じられる風景が広がっていました。<br />
今回の旅では、件の写真家さんがお車を出していただいて、しかも庄内地方の素敵なスポットを紹介して下さって。このBlogをご覧になっているとは思いませんが、この場をお借りして御礼申し上げます。 m(_ _)m<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-_Cb7XlvXRMc/VAZatRy6V7I/AAAAAAAABeM/ZTATnvbmTo4/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka004.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-_Cb7XlvXRMc/VAZatRy6V7I/AAAAAAAABeM/ZTATnvbmTo4/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka004.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-9wG3bKLYBD8/VARfAGa_SPI/AAAAAAAABX4/EupGrOuvfn0/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-9wG3bKLYBD8/VARfAGa_SPI/AAAAAAAABX4/EupGrOuvfn0/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka002.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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にも関わらず、当方の「鶴ヶ岡城にも行ってみたいです」という、有効に日程を使うべきなのに、鶴岡に到着早々城跡にご案内下さりまして… (´∀`;) 有難いことです。<br />
戦国時代には前身の『大宝寺城』が建てられ、最上氏や上杉氏の所領争いの的となっていました。関ヶ原の合戦により上杉氏は会津へ転封、この時、城は鶴ヶ岡城へ改称されたと言われています。石垣は主だったところのみでほとんどが土塁と堀で構築された城郭です。<br />
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当初、この日の庄内地方の天気は雨。まぁそれならそれで楽しもう… と腹を括っていたのですが、夜行バスに乗り朝になってカーテンをちょっと開けてみたら、何と青空が! (゜∀゜) 鶴ヶ岡城界隈も、写真のように太陽の光が降り注いでいました。<br />
とは言え、空全体が真っ青、というわけではなく、まだちょっと不安定気味。雨の心配が全く無い、というわけではなさそうです。<br />
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-f4ytjXTLKZU/VARfCI8wUGI/AAAAAAAABYM/xJea81_DPFE/w372-h561-no/20140823_Tsuruoka005.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-f4ytjXTLKZU/VARfCI8wUGI/AAAAAAAABYM/xJea81_DPFE/w372-h561-no/20140823_Tsuruoka005.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/rgoK44HN5Y79D16ncmALATJD_jiuS3ayu304vODU9CQ=w372-h561-no" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/rgoK44HN5Y79D16ncmALATJD_jiuS3ayu304vODU9CQ=w372-h561-no" height="200" width="132" /></a></div>
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その一方で、今回ご同行いただいた方曰く、「羽黒山はむしろ霧がかかった方が幻想的」というアドバイスをいただきまして。羽黒山に向かった時は、早朝の晴天は形を潜め、今にも雨が降りそうな雲がかかっていました(実際は降らずに済みましたが)。しかしその霧が、境内を幻想的ともいえる湿り気を含ませ、そして神秘的な光景を映し出しておりました。<br />
五重塔近辺では幻想的な霧に包まれていたものの、足を伸ばして羽黒山山頂へ向かったところ、霧や雲がさっと晴れ、遠くの山々も広く見渡せました。今日は何だか運がいいなぁ、とほくほく思ったものです。 (´∀`)<br />
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-S_B5XqhVymM/VARerboR-wI/AAAAAAAABXE/SMVmFdRX8vw/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka013.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-S_B5XqhVymM/VARerboR-wI/AAAAAAAABXE/SMVmFdRX8vw/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka013.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-eF6-u_BcJp0/VAReqNbh1_I/AAAAAAAABW8/cj-3yfIyJwI/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka015.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-eF6-u_BcJp0/VAReqNbh1_I/AAAAAAAABW8/cj-3yfIyJwI/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka015.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-xVBxmxZMpfM/VARfGml7iDI/AAAAAAAABY4/wfoVB5Qaehk/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka016.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-xVBxmxZMpfM/VARfGml7iDI/AAAAAAAABY4/wfoVB5Qaehk/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka016.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-e_QwWP6mpX8/VAReuLVWzCI/AAAAAAAABXU/sdLgPFFsftw/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka017.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-e_QwWP6mpX8/VAReuLVWzCI/AAAAAAAABXU/sdLgPFFsftw/w702-h465-no/20140823_Tsuruoka017.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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その後、ご同行いただいた写真家さんのお勧めスポットを中心とした場所へ。丸池様→元滝伏流水→月山へ。丸池様、元滝伏流水もいい天気に恵まれまして。特に元滝伏流水は、到着したのが午後なのですが、写真家さん曰く、午後に(写真にあるような)木漏れ日がさすのは初めて見た、ということで(早朝の木漏れ日は何度も見た、とのこと)。貴重な体験になりましたねぇ。 (´∀`)<br />
これらのスポットへ行く道すがら、車の外に目をやると、月山には雲がかかっておらず、お、これはいい写真が撮れるか!? と、喜び勇んで月山八合目まで向かったものの… このPhotowalkの最終目的地である月山は、残念ながら厚い雲に覆われ、夕焼けの光がほんのちょっと見えるだけに留まっておりました。<br />
行きたかったスポットと、その時点での天気を鑑みると、3勝1敗、という感じでしょうかね。 (´∀`;) 月山に関しては、八合目に到着し、弥陀ヶ原を散策するに留まったため、山頂に登るためにもう一回挑戦せよ… という意思表示なのでしょうかね。<br />
<br />
ちなみに丸池様は、『様』まで含めるのが正式な名称らしいです。写真のように、エメラルドグリーンに映るのは、その日の水の透明度や、日差しの差し方によっても変わるため、本当に美しいエメラルドグリーンの池を見るのは、結構珍しいらしいです。<br />
言い伝えによると、この池には意図的には足を踏み入れてはいけない、とのこと。踏み込んだら、片目がつぶれるらしい、とか… (´д`;)<br />
という言い伝え云々抜きにしても、やはり自然が生みだした美しい風景、おいそれと足を踏み入れてはいけないことがよく分かります。<br />
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<br />
今回の、秋田県かほく市を含めた、庄内地方を巡る晩夏の旅は、貴重な体験になりました。夏だけでなく、秋など、他の季節にも行ってみたい、その時の光景を目に焼き付けたい、という強い旅情が生まれましたねぇ。<br />
特に、月山はやはり登頂したい、という気持ちは強く募りました。流石に月山は、秋深まる頃には積雪の恐れがあり、山への道は閉ざされます。来年の夏、チャレンジしたいと思います。 ^^Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-13490793662651332742014-07-27T17:19:00.000+09:002014-10-28T20:51:59.854+09:00[Travel Writing] 勇壮なる祭典 - 相馬野馬追7月最終週の土曜~月曜にかけて、福島県相馬市と南相馬市で開催される勇壮な祭り・<a href="http://www6.ocn.ne.jp/~nomaoi/" target="_blank">相馬野馬追</a>。2011年の東日本大震災で、壊滅的な被害を受け、さらに追い打ちをかけるように、福島第一原子力発電所の事故が重なり、一時期は開催の危機に危ぶまれていました。それでも、地元に住む方々の熱い志と、応援してくださる多くの方々の支援を受けて、震災当年は規模を大幅縮小したものの開催、翌年以降、徐々に規模を元に戻しながら、着実に開催していったそうです。<br />
そして2014年の今年は、例年と同じくらいの規模にまで戻ったのだとか。こんな風に、少しずつではあるものの、伝統文化が蘇っていく様子を見ると、本当に感慨一入です。<br />
<br />
実は2012年にもこの地に足を運んだのですが、本祭りの日曜日に別の予定が入ったため、宵祭りで東京に帰ることに。ですので、本祭りまで両の眼にしっかりと焼き付けることは、僕にとって本当に夢でした。<br />
さらにはこのために! 撮影許可申請まで!<br />
人気の祭りだとは知っていましたので、早め早めの行動を、と思いつつも、日々の忙しさのあまり申請が遅れてしまい、実行委員に電話した時は、「早くしないと締め切ってしまいます!」との一言。慌てふためいて申請書を書き、料金が高っても構うものか! ということで速達便で提出! 何とか無事、撮影許可を得ることが出来ました。 (´∀`;)<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-5gf9Ds4Obkw/U7qR4qiVXqI/AAAAAAACI30/aUHxxIcOPGs/s1600/07%2B-%2B1" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-5gf9Ds4Obkw/U7qR4qiVXqI/AAAAAAACI30/aUHxxIcOPGs/s1600/07%2B-%2B1" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
しかも、南相馬市の宿も、5月の時点で既に抑え済み(そこは早いw)。相馬野馬追で知り合った方の話によると、多くの方が宿が取れなくて車中泊だとか… 車を持っていない僕からすれば死活問題です(夏ですから野宿でもまだいいんですがねw)。<br />
そんな感じで準備万端。本祭りが開催される雲雀ヶ原祭場地のある南相馬へ向かいました(福島駅から直行のバスが出ています)。<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-6QtwQapfWyk/U9ZMHMtiVAI/AAAAAAACK-Y/1Uwkb1zk6hk/s1600/20140726_Minamisouma005.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-6QtwQapfWyk/U9ZMHMtiVAI/AAAAAAACK-Y/1Uwkb1zk6hk/s1600/20140726_Minamisouma005.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-rq0r8782_Lk/U9ZJQnfVGzI/AAAAAAACK9g/xeHeEczS5GM/s1600/20140726_Minamisouma009.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-rq0r8782_Lk/U9ZJQnfVGzI/AAAAAAACK9g/xeHeEczS5GM/s1600/20140726_Minamisouma009.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-Z97vIkekJxc/U9ZOwkLbGUI/AAAAAAACK-o/3XuEWTEf1gQ/s1600/20140726_Minamisouma012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-Z97vIkekJxc/U9ZOwkLbGUI/AAAAAAACK-o/3XuEWTEf1gQ/s1600/20140726_Minamisouma012.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-64QGe4szIb0/U9ZOJFYBEQI/AAAAAAACK-g/RzgG7OGBbEU/s1600/20140726_Minamisouma010.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-64QGe4szIb0/U9ZOJFYBEQI/AAAAAAACK-g/RzgG7OGBbEU/s1600/20140726_Minamisouma010.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
<br />
宵祭りは、相馬市・南相馬市の各地区から、それぞれの陣が南相馬に集結する日。集結後、雲雀ヶ原祭場地で宵乗り競馬が行われますが、これはどちらかというと準備運動のようなもの。なので観客もまばらです。また、疾走する馬もそれほど気合を入れて走っている馬は少なめ。何せこの暑さで、馬ですら熱中症にかかる、という話なのですから(実際、2年前、本当にかかってしまい、10走の予定が4~5走で終わってしまいました)。<br />
そんな経験もあってか、本祭りのためあまり無理をしない走りで留めています。僕も2年前のそれを知っているため、この日は本祭りのための練習という事もあり、軽めの撮影練習。余談ですが、そもそもど素人の人間が1日だけの、それも軽めの練習で本番どーにかなるはずないんですけどね… (´∀`;)<br />
<br />
さらに、自分にとって絶好ポイントを見つけて各Photographerの皆様方は、手持ちのビニール紐等で、場所取りのために三脚などを括り付けてました。そのため、祭場地に入って道すがらの柵は、縛った三脚やら脚立やらがビッシリ…… (゜д゜;)<br />
この気合の入り方には舌を巻かずにはいられませんでした。って、僕もやったんですけどねw<br />
当然、撮影許可証があることを理由に、一般の人は本祭りの当日は入れない場所で場所取りを行いました。<br />
<br />
あ、ちなみにですが場所取りは自己責任です。盗難・紛失をした際、実行委員は一切責任を取りませんし、行事の進行に支障をきたす様な場所に場所取りしたら、当然没収され、それも返ってこない可能性が非常に高いですので。<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-LTC8lNNYB4U/U9cP0WyH8gI/AAAAAAACLE8/C0QMoRnXBko/s1600/20140726_Minamisouma028.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-LTC8lNNYB4U/U9cP0WyH8gI/AAAAAAACLE8/C0QMoRnXBko/s1600/20140726_Minamisouma028.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-NFoq1sZYPik/U9cPwlu2CkI/AAAAAAACLNk/68dRz3GIfrI/s1600/20140726_Minamisouma024.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-NFoq1sZYPik/U9cPwlu2CkI/AAAAAAACLNk/68dRz3GIfrI/s1600/20140726_Minamisouma024.jpg" height="200" width="131" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-jGLLmCHd7Dg/U9cPpW12RkI/AAAAAAACLDA/iATf1XawSB0/s1600/20140726_Minamisouma032.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-jGLLmCHd7Dg/U9cPpW12RkI/AAAAAAACLDA/iATf1XawSB0/s1600/20140726_Minamisouma032.jpg" height="200" width="131" /></a></div>
<br />
いよいよ本祭り開催。<br />
9時30分から始まるお行列は、宵祭り以上の賑わいと勇壮さがありましたねぇ。行列に響き渡る、侍大将の勇ましい掛け声、まさに戦の始まりを伝えんとする法螺貝の音色。そして、単に騎馬武者がゆっくりと歩くだけでなく、実際に観光客がひしめく中を、駆けてくる馬まで! 当然制御が効かず、そのまま観客の中に突っ込んでいく馬も例年いるそうで、観客が怪我することもあるんだとか! 警備の方々も必死です。そんなことを他所に、こちらはこちらでバシャバシャ写真撮影に勤しんでいましたがw<br />
<br />
何よりも注目の的が、お行列最年少の2歳の男の子。僕を含めて沿道の観客は、こぞって「可愛い~♡」の連発でした。 (´∀`)<br />
まぁ当然、その子のご両親と思われる方が、ちゃんと手綱を引いていました。第一その子はまだ腕も短いし力も無いですから、手綱引けませんし。 (´∀`;)<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-z_aepMMA6mw/U9gSAG3QO4I/AAAAAAACLJw/qNSlypKVcg4/s1600/20140726_Minamisouma041.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-z_aepMMA6mw/U9gSAG3QO4I/AAAAAAACLJw/qNSlypKVcg4/s1600/20140726_Minamisouma041.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-m4IjPAkIz4c/U9gVi2255sI/AAAAAAACLJ0/1jqtH4BcbYE/s1600/20140726_Minamisouma045.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-m4IjPAkIz4c/U9gVi2255sI/AAAAAAACLJ0/1jqtH4BcbYE/s1600/20140726_Minamisouma045.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-SOZIFFGN-QQ/U9gTf6IJOHI/AAAAAAACLXg/04RsZ4Q-7Bc/s1600/20140726_Minamisouma039.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-SOZIFFGN-QQ/U9gTf6IJOHI/AAAAAAACLXg/04RsZ4Q-7Bc/s1600/20140726_Minamisouma039.jpg" height="200" width="131" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-nweVPiiNfJg/U9gUk69ZbGI/AAAAAAACLXk/LGUrZeB3yIU/s1600/20140726_Minamisouma042.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-nweVPiiNfJg/U9gUk69ZbGI/AAAAAAACLXk/LGUrZeB3yIU/s1600/20140726_Minamisouma042.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-9zcO5hHjIik/U9gVFtWxK3I/AAAAAAACLXo/5rkSzX_4h-k/s1600/20140726_Minamisouma044.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-9zcO5hHjIik/U9gVFtWxK3I/AAAAAAACLXo/5rkSzX_4h-k/s1600/20140726_Minamisouma044.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
<br />
そしていよいよ始まった、相馬野馬追のメインイベント、甲冑競馬。果たして、昨日の練習の成果や如何に…!<br />
<br />
結果:<b>惨敗</b> orz<br />
<br />
物凄い勢い勇んで、様々な距離から焦点から連射スピードから、という感じで撮ったのですが、そのほとんどが全くのよく分からないものに… ('A`)<br />
何百枚と撮った中の、ほんの10数枚程度、それでも、本当に細かいところまで具に観察すると、ちょっとこれは彼らに対するリスペクトが低いのでは… と思ってしまうこと請け合いだったりします。 (´・ω・`)<br />
しかし、やっぱり間近で見る甲冑競馬の疾走のシーンは、本当に迫力あって、全てにおいて圧倒され、そして見入ってしまいました。震災前から、何でこの祭りを知らなかったんだろう… と自分でも嘆くくらいに。思い通りに撮れたのはほんの10数枚程度ではありますが、それでも、このような貴重な体験が出来る場に居合わせることが出来たのは、この上ない幸せだったと思います。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-FP3ro83NIsQ/U9ixbQ5cYDI/AAAAAAACLN8/L4zLZrjlF-Y/s1600/20140726_Minamisouma049.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-FP3ro83NIsQ/U9ixbQ5cYDI/AAAAAAACLN8/L4zLZrjlF-Y/s1600/20140726_Minamisouma049.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-aOikDL_mTA8/U9ixcuTtdrI/AAAAAAACLN4/etZAY5FVpgs/s1600/20140726_Minamisouma051.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-aOikDL_mTA8/U9ixcuTtdrI/AAAAAAACLN4/etZAY5FVpgs/s1600/20140726_Minamisouma051.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
<br />
甲冑競馬が終わった後は、神旗争奪戦へ。高々と打ち上げられた、神が宿る旗を、我先にと取りあう戦い。甲冑競馬と異なり、これはこの祭りに参加した騎馬武者ほぼ全員が参加するイベントになります。当然、中には女性騎馬武者もいるのです。<br />
そしてここからがハプニングの連続。舞い上がるたった1~2つの旗をめがけて全員が疾走するわけですから、馬と馬がぶつかり、騎馬武者は転落。怪我をして病院に搬送される人も続出。それあってか、制御が効かなくなった馬も続出し、まだ神旗争奪戦中であるにも関わらず、競馬場を思い思いに駆ける馬も出てきたりしまして。 ^^;<br />
極めつけは、例年になく上空の風が強く、いざ打ち上げても、その旗が場内にうまく落ちず、観客席の方にまで風に運ばれてしまう、ということが起きてしまいまして。しかもその旗が、撮影のために設けれられた特設会場を横切ろうなんてするからさぁ大変! <b>馬がカメラマン向かって突進してくる</b>のですから!!! 特設会場の注連縄が、いとも簡単にメキメキと壊れる様子を見て、その馬の、それこそ文字通りの『馬力』を思い知り、ちょっとゾーッとしたのを覚えています。 ^^;<br />
<br />
そんな感じで、旗が落ちる場所に偏りが出てきてしまったため、神旗争奪戦は、うまい具合に撮ることが出来ませんでした…<br />
<br />
とは言え、最後の最後まで参加した相馬野馬追。個人的には大大大満足でございます。<br />
一旦はその炎が消えかかった伝統文化も、これほどの盛り上がりを見せるのは、やはり地元の方とそれを支える周囲の方々の愛があるからこそでしょう。いつまでも、その炎を絶やさず、守り抜いてほしいと思った次第です。<br />
<br />
<br />
おまけ。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-mz50mvcPjE4/U9kDQHBQ3PI/AAAAAAACVYo/FR9E1wuqs0Y/w1028-h685-no/IMG_4874.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-mz50mvcPjE4/U9kDQHBQ3PI/AAAAAAACVYo/FR9E1wuqs0Y/w1028-h685-no/IMG_4874.JPG" height="133" width="200" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
Copyright, <a href="https://plus.google.com/u/0/112344768580167616148/" target="_blank">Kiyoshi Kamimura</a></div>
<br />
実はこの相馬野馬追、Google+では僕だけでなく他の方も参加されていて、なおかつ僕を発見してこのように撮影されておりました!!!<br />
いや~、めっちゃ恥ずかしい…… (´∀`;)Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-25371191282563770332014-07-06T19:33:00.000+09:002014-10-24T19:46:29.579+09:00[Travel Writing] 真夏の沖縄旅 - 竹富島編色々と紆余曲折を経たものの、無事石垣島に到着して1泊。沖縄旅の最終日は、石垣で出会った方とフェリーに乗り、竹富島へ。東京在住の者が、沖縄に住んでいる方と石垣で待ち合わせ、竹富島でPhotowalkする時が来ようとは。 (´∀`)<br />
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-FKBtHAJci_Y/U7-_4PpAZ_I/AAAAAAACKIA/kM3IchaLcCE/s1600/20140706_Taketomi012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-FKBtHAJci_Y/U7-_4PpAZ_I/AAAAAAACKIA/kM3IchaLcCE/s1600/20140706_Taketomi012.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-M1xUraED7xc/U7-_-fea_4I/AAAAAAACJlQ/mAldWKLdcaQ/s1600/20140706_Taketomi030.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-M1xUraED7xc/U7-_-fea_4I/AAAAAAACJlQ/mAldWKLdcaQ/s1600/20140706_Taketomi030.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
沖縄旅最終日も見事に晴れ。宮古島と同様に広がる青空と青い海。さらに竹富島では、重要伝統的建造群保存地区となっている木造赤瓦の家屋とのコントラストが素晴らしかったです。<br />
竹富島の観光案内等で有名なのが、『なごみの塔』から見下ろす街の風景。その他、街中を歩くと見られる、石積みの塀。決して理路整然とした積み上げ型ではないものの、ゴツゴツした石の質感が風景にマッチしていました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgrK9-8NFmLT6bdqdKgLrQky7rXeYUCue4B4_e6KffPY20o-3vLy28zwzw5PlNuS5RvX7pHiZvRXwGBH_BSUa7nXlQLClSULsDyXSfHWd0IADVP4t0Ha2aqn4J3TuiJy5pNtvUaS8crU04/s1600/20140706_Taketomi020.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgrK9-8NFmLT6bdqdKgLrQky7rXeYUCue4B4_e6KffPY20o-3vLy28zwzw5PlNuS5RvX7pHiZvRXwGBH_BSUa7nXlQLClSULsDyXSfHWd0IADVP4t0Ha2aqn4J3TuiJy5pNtvUaS8crU04/s1600/20140706_Taketomi020.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
<br />
竹富島はその周囲が小さく、1日かけての観光でも十分に回ることが出来ます。<br />
観光の代表例として活用されているのが、水牛車ですが…<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-kbX5OlxP7lY/U8O_QFXUk_I/AAAAAAACJ0M/nYfnnasnLL4/s1600/20140706_Taketomi033.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-kbX5OlxP7lY/U8O_QFXUk_I/AAAAAAACJ0M/nYfnnasnLL4/s1600/20140706_Taketomi033.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
<br />
もう一つは自転車。車でも回ることが出来る者の、車ですとすぐに回りきってしまいますので、島の風を受けながら、ゆっくりのんびり回る、そして竹富島も例外なく夏は暑いですので、体力の消耗をなるべく抑える、という意味でも十分に活用できると思います。 ^^<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-uG-l5JzVvjU/U7zRtbhajxI/AAAAAAACI6Y/ay-ghXIKklg/s1600/20140706_Taketomi023.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-uG-l5JzVvjU/U7zRtbhajxI/AAAAAAACI6Y/ay-ghXIKklg/s1600/20140706_Taketomi023.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7gLkhfuyKw8dShlsFvwJTUt9AOLZcYaqY7yle6ymNG2YbZpTLJ08U1Nhmnv5j7q81oFlfCgGjMC0iFEhOxxiSYFDuJSNoPU-G0PHz24SVYVzdqyiXo7o5V6V2wNrcNOOTPLEFFuAp9xk/s1600/20140706_Taketomi027.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7gLkhfuyKw8dShlsFvwJTUt9AOLZcYaqY7yle6ymNG2YbZpTLJ08U1Nhmnv5j7q81oFlfCgGjMC0iFEhOxxiSYFDuJSNoPU-G0PHz24SVYVzdqyiXo7o5V6V2wNrcNOOTPLEFFuAp9xk/s1600/20140706_Taketomi027.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjT-aAdSV5aJjzZ49SyZB5HpWCFe4DFAC40m8IuPNT3rwvYttyrWD9UuzWebq7LT8ktpzuwXShRVhCDdxxEGgtjuQ7ojmhcJSgYnEjIKrUh5o0_Lj8laqXFth900tLkUH02ECuQTqol4Ss/s1600/20140706_Taketomi018.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjT-aAdSV5aJjzZ49SyZB5HpWCFe4DFAC40m8IuPNT3rwvYttyrWD9UuzWebq7LT8ktpzuwXShRVhCDdxxEGgtjuQ7ojmhcJSgYnEjIKrUh5o0_Lj8laqXFth900tLkUH02ECuQTqol4Ss/s1600/20140706_Taketomi018.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-Eh_NFlEc2-I/U7_AAg154gI/AAAAAAACJlY/wIyZ9B9W-s0/s1600/20140706_Taketomi035.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-Eh_NFlEc2-I/U7_AAg154gI/AAAAAAACJlY/wIyZ9B9W-s0/s1600/20140706_Taketomi035.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnxzHu0V-xEt7_l5mAgJ_KAVwQ1qhMxsUVOWI5raOhpIZ4b_7hPSKCBBjMqXVPNYsHHLul8z2rT09DAc98EyyhNgX6SmzqpAVIjpZZ9eN3kpQmleP8-aEu7Xa43I-lemhhJrslDzsF_C4/s1600/20140706_Taketomi037.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnxzHu0V-xEt7_l5mAgJ_KAVwQ1qhMxsUVOWI5raOhpIZ4b_7hPSKCBBjMqXVPNYsHHLul8z2rT09DAc98EyyhNgX6SmzqpAVIjpZZ9eN3kpQmleP8-aEu7Xa43I-lemhhJrslDzsF_C4/s1600/20140706_Taketomi037.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
<br />
石垣でお会いした方々は、昼過ぎの飛行機に乗って那覇に帰る、ということですので、正午くらいに現地で解散。その後は、残り少ない竹富の空気を目いっぱい自分の血肉にするために、暑い中写真撮影もそこそこに、ゆっくりと見て回りました。普段なら街撮り街撮りって、半ば血眼で撮影に勤しんでいたりしていますが、ほとんど来る機会のない沖縄、それもこんなに澄んだ青色が広がる空と海の竹富島。それこそ、今年一番の体験にしよう! と言わんばかりに…<br />
<br />
と、そうも言っていられなくなった事態が発生。<br />
既に宮古島の時点で、大いに日焼けした僕の腕と脚。特に足は、お湯どころか水のシャワーを当てただけでもヒリヒリしてきまして。さらにその上に竹富島の暑い日の光が加わり、特に脹脛はカオス状態に。 (´д`)<br />
後日、方々から「何で日焼け止めしなかったの!?」と言われ続ける羽目になるのですが、既に時遅し。もう皮膚の日焼けの痛みはとうに過ぎ去り、足全体の痛みにまで広がってしまったのでした… (´∀`;)<br />
まぁ、歩けなかったわけじゃないですし、無事石垣から飛行機で東京へ帰ることが出来ましたけれど、飛行機の中も、ずーっとジンジン重たい痛みが続いたのは言うまでもなく。<br />
<br />
飛行機が飛ばなかったことといい、何だか苦い経験が続いたわけですけれど、本来であれば当初この3日間の天気はぐずつく模様でした。それが3日共に快晴。それもいずれの日も素晴らしい体験をさせていただきました。終わりよければ全てよし。そうすることにしましょう。<br />
<br />
<br />
余談ですが、この後沖縄は大型の台風に見舞われることに。1日延期でも何とか帰れたと思いますが、台風の進路と速度次第では、もしかしたら帰れなかったかもしれません。そういう意味でも、ラッキーだったと思います。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-53507210807636870722014-07-05T23:30:00.000+09:002014-10-23T23:39:32.707+09:00[Travel Writing] 真夏の沖縄旅 - 宮古島編 其の弐飛行機が飛ばないという全く以て予期せぬ事態に巻き込まれ、全ての予定が狂ってしまったワタクシ。本来であれば、今日は竹富島へ行って、石垣で会う予定の方々と街撮りPhotowalk、そして竹富島の民宿で泊まる予定でしたのに… (´;ω;`)<div>
2日目・3日目(の一部)の予定をことごとくキャンセル。石垣で会う方には事情を説明、その代り、今日の便で石垣に行った時に会える! ということでした。まぁ宿は航空会社が手配&立て替えてくれる、ということですので、それはそれでいいかな、と自分に何とか言い聞かせておる次第でゴザイマス。 (´・ω・`)</div>
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初日は、タクシーの運転手さんのご厚意に甘えて、島の東側を中心にぐるっと回りました。今日はまだ宮古島→石垣への飛行機にはまだまだ時間があったので、自転車を借り、今度は島の北西部を街撮り。池間島の手前、池間大橋と西の浜ビーチを中心に回りました。それでも、ホテルと西の浜ビーチは片道20km。それを沖縄の炎天下の中、自転車で往復したのですから、帰った時にホテルの方にその旨を話したら、全員に驚かれまして… (´∀`;)</div>
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いや、むしろ驚かれたというより呆れ果てられた、というのが正解かもしれません。 (´・ω・`)</div>
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-6P4VSh4RUsI/U79Iugu_olI/AAAAAAACJRk/-mqx69Kx8Qg/s1600/20140704_Miyako032.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-6P4VSh4RUsI/U79Iugu_olI/AAAAAAACJRk/-mqx69Kx8Qg/s1600/20140704_Miyako032.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-ZrmZsUihNZA/U79IwJs-a2I/AAAAAAACJRs/lUhLZDAGf4g/s1600/20140704_Miyako035.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-ZrmZsUihNZA/U79IwJs-a2I/AAAAAAACJRs/lUhLZDAGf4g/s1600/20140704_Miyako035.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
<br />
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この日も朝からスカッと晴れた晴天。午後は若干薄い雲が出たものの、概ね晴れ。南国の沖縄! と言わんばかりの1日を過ごしました。</div>
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前日のタクシーの運転手さんの話によると、池間島は実際のところ何もない島だということ。なので池間島にはあまり案内してはいない、ということらしいです。う~ん… とは思いつつも、欲張り過ぎてあまり遠くに行きすぎると、今度は飛行機の時間に間に合わなくなる可能性があるので、手前の池間大橋と西平安名岬周辺を散策することに。</div>
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<br /></div>
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西の浜ビーチは、湾になっているように半円形になっているものの、ところどころで岩が突出しているため、ビーチはいくつかに分断されて形成されています。駐車場が設置されている、<a href="http://www.yukisio.com/" target="_blank">雪塩製塩所</a>近辺では何人かの観光客がいたものの、それでも20名もいかないくらい。の~んびりとした空間がそこにありました。</div>
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少し道を分け入ったところを歩くと、岩に分断された別のビーチに行くための道… ではないんですけれど、まぁ防砂林の役割も担っているような植え込みを掻き分けて通る、言ってしまえば道なき道(爆)がありまして。そこを通ると、<b>誰もいない真っ白なビーチと青空・青い海を独り占めできる空間</b>が!!!</div>
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-1xXb9jnrCAQ/U79IvM39seI/AAAAAAACJpQ/o0W2nUkrjhU/s1600/20140704_Miyako033.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-1xXb9jnrCAQ/U79IvM39seI/AAAAAAACJpQ/o0W2nUkrjhU/s1600/20140704_Miyako033.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-JF0TWi7C1mQ/U76Jxpm-7UI/AAAAAAACJ2o/YFq2jVsqAA4/s1600/20140704_Miyako036.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-JF0TWi7C1mQ/U76Jxpm-7UI/AAAAAAACJ2o/YFq2jVsqAA4/s1600/20140704_Miyako036.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
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当初は、予定通り飛行機に乗れずにブーブー文句言っていましたけれど、まぁこれはこれでOK! というところでしょうかね。流石に水着は持ってきておりませんので泳いではおりません… というか、ここが遊泳可能区域か分かりませんでしたし。 (´∀`;)</div>
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宮古島だけでも、またとない、替え難い体験をしました。</div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-595lJVbLo0A/U7d9NyP77TI/AAAAAAACI3E/SJQrSskeFHo/s1600/05%2B-%2B1" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-595lJVbLo0A/U7d9NyP77TI/AAAAAAACI3E/SJQrSskeFHo/s1600/05%2B-%2B1" height="150" width="200" /></a></div>
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ホテルに戻り荷造りをして、空港に向かう前に、『<a href="http://manatsuno-chanoma.com/" target="_blank">まなつのスパイスカレー 茶音間</a>』さんで、宮古牛を使ったカレーを堪能し、いざ石垣へ。1日遅れで、ようやく待ち合わせの皆さんとお会いすることが出来ました。 (´∀`)</div>
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宮古島では、フェリーで伊良部島へ行くことが出来ます(2015年に橋が完成予定)。その最西端の<a href="http://www.safirabu.com/company/" target="_blank">下地島空港</a>で、タッチ&ゴーを間近で見ることが出来ます。ただ、最近はその航空会社が相次いでそこでのタッチ&ゴー訓練から撤退。今後、いつ実施されるかは、逐次連絡しなければならない、という状況になっているそうです。</div>
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この時は、時間の都合等の関係上、見に行くことは叶いませんでしたが、まだその訓練が下地島でやっているのであれば、是非とも、見に行きたいですね。 ^^</div>
Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-47407233516345345682014-07-04T20:27:00.000+09:002014-10-23T21:07:56.440+09:00[Travel Writing] 真夏の沖縄旅 - 宮古島編 其の壱夏真っ盛りの沖縄に行ってきました!<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjExt4ZfPnLzUB-6x193Oxoxvo7gf1hHchmNIkEnDiQocqdKAdiNOZLJDdoGOfwkwHWo5FoGlU20JIY90-UKg6aqr1PkpEr4Scr9xhKiCz5kFuOKSpJTLUTmJb9BCufdb3_a-VNj7JkbO4/s1600/20140704_Miyako002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjExt4ZfPnLzUB-6x193Oxoxvo7gf1hHchmNIkEnDiQocqdKAdiNOZLJDdoGOfwkwHWo5FoGlU20JIY90-UKg6aqr1PkpEr4Scr9xhKiCz5kFuOKSpJTLUTmJb9BCufdb3_a-VNj7JkbO4/s1600/20140704_Miyako002.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-5YzoqsUaSNw/U79IrvdQr-I/AAAAAAACJRY/8HZU93KeLZg/s1600/20140704_Miyako025.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-5YzoqsUaSNw/U79IrvdQr-I/AAAAAAACJRY/8HZU93KeLZg/s1600/20140704_Miyako025.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
<br />
沖縄は2011年に本島に来て以来の2度目。今回は宮古→石垣→竹富の巡で参りました。何人かの知人から、「東京ですらただでさえあっついのに、何でそんな時に沖縄に行くの?」なんて言われましたが、<b>暑いからこそ沖縄に行くってものでしょう!</b> と(半ば勝手な)持論をぶちまけやってきた次第でして。ちなみに<b>寒いから北海道に行く!</b> というのもあります。<br />
まぁ、そんな持論はさておき、逆に寒い時期の沖縄、暑い時期の北海道はまた未踏ですので、それはそれで行ってみたいと画策中でございます。<br />
<br />
余談ですが、どういう理由か自分でも忘れましたが、僕は自分の足をさらけ出すのが大の苦手です。そのため、前回の沖縄旅でも、猛暑・高湿気であるにも関わらず<b>何を血迷ったのか</b>ジーパンで来まして。歩きづらいは体力を奪われるわで、えっらい目に遭いました… (´∀`;)<br />
誰かしらが見ている屋外で、ハーフパンツで外に出るのは、実は人生初めて。陸上競技やサッカー等のウェアは確実に足を見せていましたから、実質上は高校卒業後ですけれど、日常生活の範疇で足を見せるのは小学生以来。なので、解放的な感じではありますが、何だか新鮮な感じでもありました。 ^^<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-b2h-TdcSmQY/U79Ipic1PuI/AAAAAAACJdc/eJgj42roMjI/s1600/20140704_Miyako021.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-b2h-TdcSmQY/U79Ipic1PuI/AAAAAAACJdc/eJgj42roMjI/s1600/20140704_Miyako021.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-uwv_pJW0atM/U79IqEblCeI/AAAAAAACJpE/gODHsyXxm8k/s1600/20140704_Miyako023.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-uwv_pJW0atM/U79IqEblCeI/AAAAAAACJpE/gODHsyXxm8k/s1600/20140704_Miyako023.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-46ZHeSJx74o/U79Img-vEVI/AAAAAAACJbM/fCYLRWE01rw/s1600/20140704_Miyako014.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-46ZHeSJx74o/U79Img-vEVI/AAAAAAACJbM/fCYLRWE01rw/s1600/20140704_Miyako014.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-j5qzh20r56Y/U79IrOmolsI/AAAAAAACJgg/C1swj-dA7gU/s1600/20140704_Miyako024.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-j5qzh20r56Y/U79IrOmolsI/AAAAAAACJgg/C1swj-dA7gU/s1600/20140704_Miyako024.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-ASofQ5c3b-s/U8alSbf1TyI/AAAAAAACKIE/13Rz1TNmFfk/s1600/20140704_Miyako026.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-ASofQ5c3b-s/U8alSbf1TyI/AAAAAAACKIE/13Rz1TNmFfk/s1600/20140704_Miyako026.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
<br />
宮古島空港に到着後、さてどうしようか… ということで、取り敢えず向かった先は地下ダム資料館へ。街撮りPhotowalkとは申せ、今日は宛てもなく色々なところに行ってみよう、ということで、タクシーの運転手さんに伝えて現地へ。途中、車内で和気あいあいと運転手さんと話をし、その話の流れで、<br />
「何だったら、1日タクシーしましょうか? 色々とお好きなところ、回りますよ」<br />
ということになり、お言葉に甘えて1日タクシーの旅へ。一人なので勿論値ははりますが… (´∀`;) とは言え、こちらは基本一人、そして宮古島の中でも要所くらいしか抑えていない。というわけで、知らなかった宮古島の姿や、広告写真などにも使用されているお勧めスポットなどを教えていただきながら、旅を進めていきました。<br />
<br />
御存知の方もいらっしゃると思いますが、沖縄の夏旅は6月末~7月頭がお勧め。梅雨は大体6月半ばくらいで明けますし、7月半ば以降になると、夏休み客で混雑します。夏休みも終わりに近づき、何とか落ち着いた… かと思ったら、今度は台風シーズン。あれよあれよと言う間に秋になっていきます。<br />
ですので、可能であればこの時期に早めの夏休みを取る方がいいですね。比較的空いていて、それこそ、青い海も青い空も、ほぼ独り占めの状態になりますので。 ^^<br />
<br />
『1日タクシー』という値の張る旅ではあるものの、やはり宮古島を知り尽くしている運転手さんであるからこそ、面白い視点で話を提供してくださいますので、そこは大きな刺激となりましたね。<br />
その運転手さんしか(多分…)知らない、絶景ポイントや、島の地形・風土の成り立ち、果てはお墓事情まで。その運転手さんも、これまで何十何百人とお客さんを乗せては、その方々の話や嗜好を耳にしているわけですから、そういった話を地元の視点に昇華して話を進めると、さらにそれを受ける側として、何倍もの好奇心に対する刺激になります。<br />
なるべく費用を安くしよう… というのは、トラベラーとしては定石ではありますが、たまには自分の知識欲を満たす上で… という視点で投資し、物事を見るのもいいかもしれません。<br />
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<br />
と、そんな感じで宮古島を楽しく回ったところで、世にも恐ろしい電話が一通。<br />
<br />
「石垣行きの飛行機が整備不良のため飛びません。明日に変更となります」<br />
<br />
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<b>何だってー!!!!</b> ゜゜(д)<br />
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その日の夕方に石垣入りし、現地で待ち合わせの方とお会いする約束があるのに! そんなことを考えていた人は当然僕だけでなく、空港のカウンターでは問い合わせが殺到。何とか那覇経由の石垣入りが出来るかどうか調整したものの、全て満席… orz<br />
1泊目・2泊目の宿はあえなくキャンセル。特に2泊目は、竹富島で満天の星空を眺めよう! と思っていた最中でしたので、もうガッカリでした。 orz<br />
<br />
そんなわけで、航空会社に手配してもらったホテルに到着し、あとは夜、街に繰り出すのみとなりました。<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-7hz3cOAaaJM/U7qkN48Fs4I/AAAAAAACIz0/sGvlZdjrRT0/s1600/20140704_Miyako001.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-7hz3cOAaaJM/U7qkN48Fs4I/AAAAAAACIz0/sGvlZdjrRT0/s1600/20140704_Miyako001.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
<br />
そんなわけではあるものの、転んでもただでは起きたくありませんので、ホテルから徒歩で1時間の砂山ビーチへ。まさに今、陽が暮れんとしている黄昏のビーチを撮影しておりました<b>周囲がカポーだらけであるにもかかわらず</b>。<br />
実はこの写真は20時前の写真。いくら夏至を少し過ぎた夏場とは言え、20時近くでもまだ明るんだー… と思っていましたが、ここは沖縄。日本の西。経度を考えればそりゃそうですよね。 (´∀`;) なので、翌朝5時の時点では、まだまだ暗かったのを覚えております。<br />
<br />
同じ日本なのにこうも違うとは… ビックリさせられた瞬間でした。 ^^;Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-20580258566984044022014-06-22T23:15:00.000+09:002014-10-21T21:08:13.977+09:00[Travel Writing] 萌葱色の世界流石に梅雨時の香川、旅の始めも最後に至るまで、しとしと雨は避けられませんでした。 (´∀`;)<br />
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とは言え、それを見計らっての旅でもありますので、カメラ等の機器が扱いにくいと少々嘆きながらも、雨は雨で楽しもう、と思い、香川市街地を歩きました。</div>
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それでも、高松駅を降りた時の、しとしとどころかドザーッという雨にはちょっと萎えましたけれどね… (´∀`;)</div>
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-3euKbTBMAmE/U6zoH1mj7LI/AAAAAAACGdo/lWjQq5jhw84/s1600/20140622_Takamatsu002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-3euKbTBMAmE/U6zoH1mj7LI/AAAAAAACGdo/lWjQq5jhw84/s1600/20140622_Takamatsu002.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-aToCmICPOvg/U6zoJN3bL-I/AAAAAAACGeA/iTWOEYBO0gA/s1600/20140622_Takamatsu006.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-aToCmICPOvg/U6zoJN3bL-I/AAAAAAACGeA/iTWOEYBO0gA/s1600/20140622_Takamatsu006.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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高松駅を降りてすぐの目的地は、高松城。これまでいくつもの城跡を見てきましたが、もう目と鼻の先が港、堀にも海水が引き込まれている城というのは例がないかもしれません。にも関わらず、堀の水の色が混じりけの無い浅葱色になっていて、何とも不思議な感覚になったのを覚えています。</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-r3vG3dSVEesOpMzi4_lMXqZ0IIRjY1ZTMisX4bFxhLc7tCXK1p0HwXYTxYYHkMFhJb1H0dBQ_DAIc479UzH5nyDtdNKsANAG7XoWMg3h-ohPU6b1tt84vzrGL_FEGozn3MjsMWySBNA/s1600/20140622_Takamatsu012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-r3vG3dSVEesOpMzi4_lMXqZ0IIRjY1ZTMisX4bFxhLc7tCXK1p0HwXYTxYYHkMFhJb1H0dBQ_DAIc479UzH5nyDtdNKsANAG7XoWMg3h-ohPU6b1tt84vzrGL_FEGozn3MjsMWySBNA/s1600/20140622_Takamatsu012.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-RqBsPcMbUsc/U8EWqpz858I/AAAAAAACJko/LPrDNvDlAD4/s1600/20140622_Takamatsu016.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-RqBsPcMbUsc/U8EWqpz858I/AAAAAAACJko/LPrDNvDlAD4/s1600/20140622_Takamatsu016.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgSPPquZyb-mYZiznUTFZibKx6nliXS8VLR4MA0g_WT3mj9jCVQ2LfRX0CMY1MAH0SrSaYAAyURJWXUEx1xaaYYcQknFa7w0E8mjK7CalfmkTUYwF7Jw_jY7p6cKGxoGGJ_IA-RGTEBi24/s1600/20140622_Takamatsu019.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgSPPquZyb-mYZiznUTFZibKx6nliXS8VLR4MA0g_WT3mj9jCVQ2LfRX0CMY1MAH0SrSaYAAyURJWXUEx1xaaYYcQknFa7w0E8mjK7CalfmkTUYwF7Jw_jY7p6cKGxoGGJ_IA-RGTEBi24/s1600/20140622_Takamatsu019.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
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披雲閣の中も観察したかったのですが、訪れた日は広間でイベントが開催されていた模様で断念。高松港をぐるりと回り、琴平線に乗って栗林公園へ。<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-oNjli6FaGjY/U6zn4V_lTDI/AAAAAAACNJA/U4y30cuLt84/s1600/20140622_Takamatsu035.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-oNjli6FaGjY/U6zn4V_lTDI/AAAAAAACNJA/U4y30cuLt84/s1600/20140622_Takamatsu035.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-7mtNKjIDr7c/U6zoV8yVfII/AAAAAAACGhA/ANzkYRG1V40/s1600/20140622_Takamatsu038.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-7mtNKjIDr7c/U6zoV8yVfII/AAAAAAACGhA/ANzkYRG1V40/s1600/20140622_Takamatsu038.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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新緑から深い緑へ。丁度、雨が庭園の緑をより一層色濃くし、正に、公園全体を浅葱色に染めていました。栗林公園は桜や紅葉の名所として知られていますが、ほぼ濃緑一色に彩られた庭園もいいですね。季節の見頃の花や紅葉がないからこそ、観光客もそれほど多くなく、ゆっくりと散策することが出来ました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZafo3JEdFlP2Iw83WNB6Wjf2wOAEYNzw2JOTRRURAg3GRLnfbZDA2wQ70gTQBP6-8G-5Axct65a_EejTK6djPGS9L8zBc-ZRWo-JEAkjETo4O17G2YRXJTVeTypFD_uCJ2Uv1GXdccjk/s1600/20140622_Takamatsu033.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZafo3JEdFlP2Iw83WNB6Wjf2wOAEYNzw2JOTRRURAg3GRLnfbZDA2wQ70gTQBP6-8G-5Axct65a_EejTK6djPGS9L8zBc-ZRWo-JEAkjETo4O17G2YRXJTVeTypFD_uCJ2Uv1GXdccjk/s1600/20140622_Takamatsu033.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEit0VDlPR5DhkC7bJPtit9y6A6nytQGgv-szyGBqs_m57NQ6GuQmBzl-MEj7AkmuwH1YsXA5zmqqU0r_FwINYeNcxaY0AEMxdg0AlQCVSOi1kxWzFOFhwVNBw53auqZ_Cmn6HfTiK6Ya2g/s1600/20140622_Takamatsu037.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEit0VDlPR5DhkC7bJPtit9y6A6nytQGgv-szyGBqs_m57NQ6GuQmBzl-MEj7AkmuwH1YsXA5zmqqU0r_FwINYeNcxaY0AEMxdg0AlQCVSOi1kxWzFOFhwVNBw53auqZ_Cmn6HfTiK6Ya2g/s1600/20140622_Takamatsu037.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
<br />
栗林公園の見どころと言うと、飛来峰から臨む庭園の風景が挙げられますが、個人的に好きなところは、写真にもアップしている、楓岸の小路です。石畳と苔、そして木々の枝振り等が、小ぢんまりとしていながらも目を見張るもので、今の時期は濃緑ですけれど、まさに紅葉の季節になれば、この道が赤く染まるのでしょう。東京に住んでいると、なかなか四国に行くことは出来ませんが、一度見ると、やはりまた行きたくなるものです。そして、出来れば雪に覆われた栗林公園も。 ^^Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-50608658866899856312014-05-31T22:27:00.000+09:002014-06-07T23:07:38.695+09:00[Review] アナと雪の女王<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://prop.movies.c.yimg.jp/pict/article/c7/f8/20130724007fl00007viewrsz150x.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://prop.movies.c.yimg.jp/pict/article/c7/f8/20130724007fl00007viewrsz150x.jpg" /></a></div>
初めて、一つの物語の中にディズニー・プリンセスが2人登場するディズニーアニメ。そして、ヒーローとヒロインの愛ではなく、プリンセス(一人はのちにクイーン(女王)となる)たち『姉妹』の愛と絆が試される物語。<br />
本場アメリカでも空前の大ヒットとなり、その話題は海を越え、既に日本国内でもエンターテインメントの話題の筆頭として席巻しています。コミカルテイストなミュージカル・アニメという、受け入れやすさもさることながら、物語の最初から最後までコミカル、というわけではない、その時折に見せる主人公たちの葛藤が、自分自身を投影しているから、なのでしょう。<br />
<br />
特に、YouTube等で話題沸騰なのが、主人公の一人で、姉の方であるエルサが歌う『Let It Go』。英語のみならず、松たか子が歌う日本語版も、国内だけでなく海外からも高い評価を受け、果ては25か国語をつなぎ合わせた映像までが、短期間で再生回数が数百万を超えるヒットに。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/OC83NA5tAGE?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<br />
米アカデミー賞長編アニメ賞にも輝いた今作の人気について、専門家によると、『Let It Go(ありのままで)』にも含まれる、この作品が訴える主題の一つである、「ありのままに生きる」ということ。<br />
人はどうしても、多数派を作ってしまい、また自分の意見をその多数派に同調しがち。自分が少数派であると、たちまち周囲は自分を『異端』と見做し、排除しようとする。そうすると、人は自分を抑え、堅苦しく他人と同調しなければならないとしようとする。<br />
でも、どんなに自分を抑えても、自分が自分であることを変えることは出来ず、また最後に自分を信じられるのは、自分しかいない。そんな『世相』の堅苦しさから、己を解放する、ということをメッセージとして盛り込んだことが、このアニメが受け入れられた所以、というわけです。<br />
<br />
さらに、もう一人の主人公で、妹であるアナを助けるためにクリストフが助けを求めたトロールたちが歌った『Fixer Upper(愛さえあれば)』にも、「彼(彼女)は完璧じゃない」というのも、受け入れられた要素の一つ。人は完璧じゃない、だから互いに手を取り合って生きていくんだ、というメッセージが、孤独に苛まれている現代社会を投影しています。<br />
<br />
さらに、今回の最大の見せ場は、『姉妹』の絆。つまり女性同士。これと『Let It Go』の「ありのまま」というのが、同性愛のカミングアウトを助長している、という主張があるようで……<br />
この作品を鑑賞した後に、その主張の記事を見て、「そんなふうには感じられなかったけどなぁ。これは姉妹の絆の物語なんじゃないか」と思ったのですが、いざ記事を見た後で再度この作品を鑑賞すると、どうも『同性愛』的な視点が前のめりに出てしまい…… (´д`)<br />
結局のところ、指摘しなければ済むことで、指摘することによってそんな視点を助長したり、「もうそうにしか見えなくなった」ということに繋がってしまうんじゃないか、と勘ぐってしまうんです。<br />
<br />
<br />
閑話休題。<br />
<br />
今作は、英語版を先に鑑賞し、その後日本語版を鑑賞したのです。<br />
率直な感想を書くと、作品のテンポとしては、やっぱり英語版を元に制作されたんだなぁ、と感じずにはいられませんでした。決して日本語の声優を務めた方々が悪い、というわけではありませんが、日本語化すると、何だかテンポが速過ぎに感じてしまい、折角の作品の魅力も、日本語の魅力も中途半端になってしまったような気がします。<br />
また、物語の重要な要素も、英語であればちゃんと台詞として伝えられたことも、日本語ではそれが変に端折られたりとかしていたので、これを鑑賞した子供たちに、ちゃんと伝えられていたのかなぁ、と思った次第です。<br />
<br />
これは、英語の作品を日本語化する際の課題の一つでもありますね。<br />
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<br />
<br />
<a href="http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/anayuki" target="_blank">アナと雪の女王 | ディズニー映画</a>Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-3711692256174033872014-05-07T20:13:00.000+09:002014-11-04T22:56:15.611+09:00[Travel Writing] 咲き乱れる藤のトンネル去年、<a href="https://www.garuda-indonesia.com/" target="_blank">ガルーダ・インドネシア航空</a>の機内誌で僕の写真が採用されて、発行された雑誌(PDF)を見ていた時のこと。雑誌の『Explorer』という特集で、この航空会社が就航している、主にアジアの写真が掲載されていまして、勿論僕の写真だけじゃありませんので、他のPhotographerさんの素晴らしい写真も掲載されていました。そのうちの一つが、福岡県北九州市の『河内藤園』です。<br />
河内藤園は私設の庭園で、春の藤と秋の紅葉の時に入ることが出来ます。ご存知の通り、藤はゴールデンウィークあたりが見頃。この藤園、近くに鉄道も無くバスも通っておらず(昔は近くまでバス停があったらしいですが、採算が採れなかったのか廃止になったらしい)、来るには自家用車かタクシー、あとは観光ツアーを組んだバスくらいになります。<br />
<br />
ゴールデンウィークあたりが見頃ですし、割と山へ分け入ったところへ車を走らせていくわけですから、実際の休みの時の混雑ぶりたるや、推して知るべしでしょう。まぁ立地が立地ですから、平地に比べて開花も満開もやや遅い方(天候に寄りますが…)。ですので、ゴールデンウィークが終わった平日に休みを取り、藤園に向かうことと致しました。<br />
<br />
ちなみに当初は1人で行く予定でしたが、博多在住の友人(Google+のフォロワーの方)がご一緒していただくことに。またレンタカーまで手配していただいて、本当に感謝です。 m(_ _)m<br />
余談ですが、当初僕は最寄までバスで行き、歩いて行くことを考えていました(最寄りのバス停からでも歩いて40分以上)。いい天気ですし、近くにダムと湖もありますから、散策しながら行こうかなぁ、と思っておりましたが、折角ご用意いただいたので同乗させていただくことに致しました。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-tPtjmlwuuEY/U3nr-4P74eI/AAAAAAACC-c/PkMAqQ0VIWU/s1600/20140507_Kitakyushu004.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-tPtjmlwuuEY/U3nr-4P74eI/AAAAAAACC-c/PkMAqQ0VIWU/s1600/20140507_Kitakyushu004.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-W_11bY0CGNw/U2xJAqtTnuI/AAAAAAACMzM/D5RR4i3me_w/s1600/20140507_Kitakyushu002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-W_11bY0CGNw/U2xJAqtTnuI/AAAAAAACMzM/D5RR4i3me_w/s1600/20140507_Kitakyushu002.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
割と朝早くに到着したつもりではあるものの、来てみてビックリ。<b>結構人がいる!!</b><br />
この日は平日ですから、そんなに人はいないものと思っていましたが… やはり同じことを考えている人がいるからでしょうか。そうそう甘くはないってことですね。 (´∀`;)<br />
とは言え、藤のトンネルも歩くことすら出来ないくらいの混雑ぶりではないです。自分の思い思いのペースで散策するくらいの余裕はありますし、トンネルを抜けた上の藤棚は空いていて人もそれほど多くはなかったです。<br />
とまぁ、平日の朝でこんな感じの混雑状況ですから、ゴールデンウィーク真っ最中の、良く晴れた日中の状況たるや、もはや想像つきません。。。 (´ー`)<br />
<br />
ですが、やはりここの藤のトンネルは本当に美しい! 紫と白とを交互に植えているわけですから、色のコントラストが実によく映えます。確かに、ここはお勧めのスポットと言えます。<br />
一回でもこんな美しい光景を見てしまったわけですから、もう一回見てみたいなぁ(実際は自分の納得のいく写真が撮れなかったからにすぎませんが。。。 (´∀`;))、と思った次第です。<br />
<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-Dx-39bUgC50/U3XbtXp4MyI/AAAAAAACCpU/zRbwC_usAz4/s1600/20140507_Kitakyushu006.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-Dx-39bUgC50/U3XbtXp4MyI/AAAAAAACCpU/zRbwC_usAz4/s1600/20140507_Kitakyushu006.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
藤園を見た後は、河内ダムを経て『<a href="http://www.kmnh.jp/" target="_blank">北九州市立いのちのたび博物館</a>』へ。<br />
スペースワールドの隣にある、古代史を中心とした博物館で、北九州の古代生物や地理だけでなく、人類が誕生するより前の、恐竜等の古代生物が地球上を闊歩していた時のものまで展示されています。<br />
この博物館内の展示物は撮影OK! まぁ調子に乗って三脚取り出したら、学芸員の方に注意されました… (´∀`;) スンマセン<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-XwsG3feTe9M/U3XdcaNUSeI/AAAAAAACOVI/LRQvLByiseM/s1600/20140507_Kitakyushu007.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-XwsG3feTe9M/U3XdcaNUSeI/AAAAAAACOVI/LRQvLByiseM/s1600/20140507_Kitakyushu007.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-loy_64UtgCI/U3nsEFoHoNI/AAAAAAACC-s/k2YF1CyytFs/s1600/20140507_Kitakyushu009.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-loy_64UtgCI/U3nsEFoHoNI/AAAAAAACC-s/k2YF1CyytFs/s1600/20140507_Kitakyushu009.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
特に、入ってすぐ、ぶち抜きのホールに多数の古代生物の骨格標本が並べられているのは迫力ありますねぇ。天上から吊るされた、主に海にかつて生息していた爬虫類の骨格標本等も見ることが出来ますし、古代生物好きにとっては垂涎の的のようなところではないか、と思います。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-30051573298382985702014-05-06T21:12:00.000+09:002014-11-01T23:27:18.852+09:00[Travel Writing] 歴史ある町探訪 - 山口編昨日の竹原の天気とは打って変わって、この日は終日晴れ。雨の心配をすることなく、街撮りPhotowalkを行うことが出来ました。<br />
<br />
この日の目的地は、山口県萩市。江戸時代の長州藩の本拠。そして、幕末の動乱の最中を駆け巡り、近代日本の礎を築いた偉人達の多くが、ここから輩出されています。<br />
山口県の県庁所在地は『山口市』。新山口駅に新幹線が停車することもありますし、また瀬戸内海沿いには工場も建設されています。いわば街の活気としては、瀬戸内海に面した南側に偏っているようです。対して萩のある日本海側は、『萩市』としての活気はまだ賑わっているように見えるものの、その界隈の町は、やはり寂しいものがあります。この日は、新山口駅近くのホテルに宿泊して、バスで萩へ移動。その途中は山道を通ります。萩の街撮りの後は、電車を使って下関→福岡・北九州へ。途中、いくつかの温泉街を通り抜けましたが、やはりどこか寂しさが過っていました。<br />
日本海側は交通の便もそれほど良くはなく、瀬戸内海側との流通の差は増す一方。折角の素晴らしい土地もおおくあるのですし、うまい具合に、日本海側とのたくさんの流通を図っていきたいものです。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-dMUBUV1Lj00/U3aGzZzLQrI/AAAAAAACCrA/EZ1GhFtS81M/s1600/20140506_Hagi002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-dMUBUV1Lj00/U3aGzZzLQrI/AAAAAAACCrA/EZ1GhFtS81M/s1600/20140506_Hagi002.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-uP6W8bOMdSw/U3aJGu2fDAI/AAAAAAACCtA/wjpcxGkphyQ/s1600/20140506_Hagi019.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-uP6W8bOMdSw/U3aJGu2fDAI/AAAAAAACCtA/wjpcxGkphyQ/s1600/20140506_Hagi019.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-Cw9It3LJddY/U3aJ38nCTwI/AAAAAAACCtg/m3VmrqpZaDQ/s1600/20140506_Hagi023.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-Cw9It3LJddY/U3aJ38nCTwI/AAAAAAACCtg/m3VmrqpZaDQ/s1600/20140506_Hagi023.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5mTjvQRbSyXAksCH7qjWcalWVDm4HvCGhQOajHH2JaixX_MohJkRqzbCCNhKJXW3ZFpOsHiL_7emNjNP1ZE2QkYznh1KWL2n_hLpwVIuvgzDA2ULUSaalqDvrGkz-n2WCe1qXq8N3Has/s1600/20140506_Hagi042.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5mTjvQRbSyXAksCH7qjWcalWVDm4HvCGhQOajHH2JaixX_MohJkRqzbCCNhKJXW3ZFpOsHiL_7emNjNP1ZE2QkYznh1KWL2n_hLpwVIuvgzDA2ULUSaalqDvrGkz-n2WCe1qXq8N3Has/s1600/20140506_Hagi042.jpg" height="131" width="200" /></a></div>
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晴れていたから、ということもあるのでしょうけれど、東萩駅で自転車を借りて、海岸沿いを走り始めた瞬間から、萩の街並みにすっかり虜になりました。今まで様々なところの『街』を見たり撮ったり歩いたり、その街ならではの魅力を身体いっぱいに染み込ませますが、僕個人の中で、こんなにすぐに心と身体にスーッと入った街は初めてかもしれません。<br />
しかもそれが史跡と言う側面ではなく、漁港や海岸線といった要素。日本海の青く湛える海の色が清々しいまでに綺麗で、そしてその海と、萩の自然、漁港、海に面した史跡が代わる代わる現れては、時折一体となるかのように景色を組み立て、表現していく… そしてその海の青を基調に、自然と人工の様々な色が折り重なり、形成されていく。決してカラフルではないのですが、同様に決して飽きない。もっと落ち着いた、色も単調ではないかと勝手に思っていたのですが、少し回っただけでも、「ここは素晴らしい!」と思いました。<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-2ZBfYVIbJJ0/U3aIHpV0-8I/AAAAAAACCsQ/JCkLFlNNtTk/s1600/20140506_Hagi012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-2ZBfYVIbJJ0/U3aIHpV0-8I/AAAAAAACCsQ/JCkLFlNNtTk/s1600/20140506_Hagi012.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjCeeBy82dXSgKAKesCErLLgmodXZmkl_KP3jIDKo4duaeyfELxwO8p13J6hwAbnEXxMKfmk4e83luIQposOE3aT7CYR0O0IRuzxiMendkqOGXQ_nWcDhQa2oobFrpcOqWW0SmMO-NYhSc/s1600/20140506_Hagi014.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjCeeBy82dXSgKAKesCErLLgmodXZmkl_KP3jIDKo4duaeyfELxwO8p13J6hwAbnEXxMKfmk4e83luIQposOE3aT7CYR0O0IRuzxiMendkqOGXQ_nWcDhQa2oobFrpcOqWW0SmMO-NYhSc/s1600/20140506_Hagi014.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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海岸沿いを走りながら萩城址へ行く前に、吉田松陰と杉家の菩提寺である『泉福寺』へ。そこの住職さんに、松陰と、そして彼を支えた家族である杉家にまつわる逸話を窺いました。<br />
杉家と言えば、2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公、杉文は松陰の妹。不勉強ながら、杉文という女性の存在は、この大河ドラマが発表された時に知りました。久坂玄瑞に嫁いだものの、禁門の変で玄瑞が自害。その後、元は自分の姉の夫であった楫取素彦に嫁ぎ、群馬県令となった夫を支え続けたと言われています。<br />
この、楫取素彦との再婚の際、久坂玄瑞の想いを全て断ち切るために、名前(→楫取美和子にか改名)まで変えてしまうという、切実な覚悟が、当時の文にはあったのだそうです。世が世なら、大家族と、そして学友と共に笑いながら過ごせたものを、時は幕末の動乱。幕府も不安定ここ極まれり、追い打ちをかけるように諸外国からの圧力。否応なくそのような情勢に巻き込まれざるを得ない苦悩が伝わりました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCM6gDtDIWrX14MwToziIkKuRc-I9oRINrh71SzWPUz3zNMT10uUd2NQjdaz3IzV8tCqpH0Ka2FTF8cqQd0Z1DkeiR7F97KEhYxLa6vxm2e80-lDTV9zTsxwdQV7HMm1nBbgrJiO76HAs/s1600/20140506_Hagi026.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCM6gDtDIWrX14MwToziIkKuRc-I9oRINrh71SzWPUz3zNMT10uUd2NQjdaz3IzV8tCqpH0Ka2FTF8cqQd0Z1DkeiR7F97KEhYxLa6vxm2e80-lDTV9zTsxwdQV7HMm1nBbgrJiO76HAs/s1600/20140506_Hagi026.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-wYzUEdhxfcQ/U3U9dQmYj_I/AAAAAAACCo4/n_4jN7SjVoU/s1600/20140506_Hagi030.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-wYzUEdhxfcQ/U3U9dQmYj_I/AAAAAAACCo4/n_4jN7SjVoU/s1600/20140506_Hagi030.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-3C0J3foN_Ss/U3aLMjh9kwI/AAAAAAACCuY/3sNPNNzoJJM/s1600/20140506_Hagi038.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-3C0J3foN_Ss/U3aLMjh9kwI/AAAAAAACCuY/3sNPNNzoJJM/s1600/20140506_Hagi038.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJLgYZ-QEI7aSJDu_g9idpAklGthOanZnLcJhhF8gAYgTfw5-8bkUuC5f48E8Wy9jnCf1aqhOh6kK62mtaFrLOkZ976EWZW8QCr3SmjLEZdRXXapo7sLJtcpv1Zj-J2adMQ_96O4HkA_k/s1600/20140506_Hagi040.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJLgYZ-QEI7aSJDu_g9idpAklGthOanZnLcJhhF8gAYgTfw5-8bkUuC5f48E8Wy9jnCf1aqhOh6kK62mtaFrLOkZ976EWZW8QCr3SmjLEZdRXXapo7sLJtcpv1Zj-J2adMQ_96O4HkA_k/s1600/20140506_Hagi040.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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朝到着した時は、萩の街の魅力に取りつかれたように、ぐるぐる見て回りながら自転車を走らせていたのですが、本来頭の中にあった最初の目的地である萩城址、到着した時は、実は結構ぐったりだったりしていました。 (´∀`;)<br />
麗らかな春も終り、初夏の薫りが少しずつ漂い始めた5月のゴールデンウィーク。日中の気温も上がり、ただでさえ暑いのに、雲もほとんどない快晴。朝でこそ爽やかな風が吹き抜けるものの、日中になるとやっぱり暑くなりますね… (´∀`;) なので、萩城址に到着した時は、ちょっと園内をゆっくり散策しよう… と考えても、身体をそういうふうに動かさないのがワタクシ。疲れるから寄せばいいのに、萩城背後の詰丸跡の山頂へ登りました。山はそれほどまで高くはないんですけれど、暑い中を走った後に山を登ったわけですから、少なからず足にきてしまったわけです。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhxZNxK6KGiHg8BlVzDpJIiJi8D4yqs6_9LDYbKp5xiByGvUvQkPz6IfoM5-Ex3LBXkWWlkOxcg98alwWA1Aeh9c4qAnGNDxkFnUUqf1QkSaBaBmfQHWMgpME7y1i5mQ3Epzx4RlZtwybI/s1600/20140506_Hagi044.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhxZNxK6KGiHg8BlVzDpJIiJi8D4yqs6_9LDYbKp5xiByGvUvQkPz6IfoM5-Ex3LBXkWWlkOxcg98alwWA1Aeh9c4qAnGNDxkFnUUqf1QkSaBaBmfQHWMgpME7y1i5mQ3Epzx4RlZtwybI/s1600/20140506_Hagi044.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-LKtv2meeB5Y/U3aGcRTyN0I/AAAAAAACCq4/cqqQxkLm9j0/s1600/20140506_Hagi045.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-LKtv2meeB5Y/U3aGcRTyN0I/AAAAAAACCq4/cqqQxkLm9j0/s1600/20140506_Hagi045.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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そんなことがあったこと、また萩を去る時間も刻一刻と迫っていることから、本来であれば城下町をゆっくりと散策しようと思ったのですが、城下町の道程と、そして、萩であれば街中で見かける伝統工芸『萩焼』の作品を鑑賞して回りました。<br />
恐らくですが、家屋を拝見出来るところもあるのでしょうけれど、萩の城下町の家は、今はごく普通の家に建て替わっているところが多いように見受けられます。その代り、道程の塀や瓦は、復元されているものも多いのでしょうけれど、当時の面影を少なからず感じましたね。<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-t0xTw3HpFco/U2h2sWznl3I/AAAAAAACBYE/sD5utTW58-k/s1600/06%2B-%2B1" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-t0xTw3HpFco/U2h2sWznl3I/AAAAAAACBYE/sD5utTW58-k/s1600/06%2B-%2B1" height="150" width="200" /></a></div>
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最初のモチベーションの高さを、こんな感じで街撮りPhotowalk終了に至るまでもたせたこともあり、次の目的へ行く電車の中ではグッタリ… (´∀`;)<br />
そんな時、道端でこんな風に寝ているネコ様に癒されておりました。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-76541004727914087692014-05-05T21:10:00.000+09:002014-10-31T21:36:02.739+09:00[Travel Writing] 歴史ある町探訪 - 広島編広島空港に降り立った時の天気は、雨。<br />
開始早々、あまりよろしくない天気ではありますが、今回の旅先のことを鑑みれば、まぁそれでもいいかなぁ、と思ったのは、今回の街撮りPhotowalkに選んだ場所が、『安芸の小京都』と呼ばれる、広島県竹原市の伝統的建造物群保存地区だからです。古き良き時代の家屋に囲まれた、狭い小路を撮り歩く時、雨で濡れそぼった道が、何ともいえぬノスタルジーな味わいを醸し出します。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjsSftK-XkMOWdcyseQkuC0-xfkmzwqwQvq6CF0EB4hatTZhPBjCHUt6xPF5feA548V57ylSZJkc5IVKGrgESiAZDDPBI4G4IZ7WhqT_xLoXP7deRfynikUHlvkz8_OSBRW4H7ah1Ada6s/s1600/20140505_Takehara001.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjsSftK-XkMOWdcyseQkuC0-xfkmzwqwQvq6CF0EB4hatTZhPBjCHUt6xPF5feA548V57ylSZJkc5IVKGrgESiAZDDPBI4G4IZ7WhqT_xLoXP7deRfynikUHlvkz8_OSBRW4H7ah1Ada6s/s1600/20140505_Takehara001.jpg" height="200" width="131" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8BNzjLL6DmieJpZ5J-LFJbtbumPgVNC-AMV-DXefDo6hk74kVfe51AHrCRxEAatsIJX3jiw1bgCidyGBQ_7nuJp6l3gsDVtgy5992x7LjxTW6TxCbWwtOutQV1wHeSpkz7KFkgAcZqxc/s1600/20140505_Takehara002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8BNzjLL6DmieJpZ5J-LFJbtbumPgVNC-AMV-DXefDo6hk74kVfe51AHrCRxEAatsIJX3jiw1bgCidyGBQ_7nuJp6l3gsDVtgy5992x7LjxTW6TxCbWwtOutQV1wHeSpkz7KFkgAcZqxc/s1600/20140505_Takehara002.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
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今回の街撮りPhotowalkでは、ちょっと趣向を凝らしてモノクロに。白黒以外にも、セピアにしたりなど、『落ち着き』や『静か』というイメージと同時に、『寂しさ』や『侘しさ』というのも表現してみました。うまく表現できていればいいのですが… ^^;<br />
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2014年度後期のNHK連続テレビ小説『マッサン』の主人公・亀山政春のモデルとなった、竹鶴正孝の出身地が、竹原です。<br />
竹鶴酒造は古くからの日本酒の蔵元であり、分家の出自とは言え、正孝も幼少の頃から日本酒の製造に興味を持っていたそうです。大阪の摂津酒造で働いていた折に、本場のスコッチウィスキーに出会い、その研究と製造法を学ぶためスコットランドに留学。そこで出会ったリタと、周囲の猛反対を押し切って結婚。大不況や戦争など、様々な艱難辛苦に見舞われながらも、粘り強い根気と至高の品質を目指したウィスキーを開発。その業と信念は、今にも引き継がれていると言えましょう。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2A-c8MHfRbCVcOiDVBEthq-DOky3leIWj4kp90Qdp47gO08krG1gkBGO0XI0Zq57b6j3btHQuKCLRCH0dBvSLnpk0I5GUItCfGKrqSWVXuxkUHMWHFxDW8HxocfDSBNLrYFJt5udykyA/s1600/20140505_Takehara021.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2A-c8MHfRbCVcOiDVBEthq-DOky3leIWj4kp90Qdp47gO08krG1gkBGO0XI0Zq57b6j3btHQuKCLRCH0dBvSLnpk0I5GUItCfGKrqSWVXuxkUHMWHFxDW8HxocfDSBNLrYFJt5udykyA/s1600/20140505_Takehara021.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8d20vKKNsu-VLGA3kGtOLorL9wTJWr_wzG_1MS6VhCPUmFHFk-rctChvNyZzIagYHvDt4vRXzPZx6kVKuBrv_R-S3tqBP_hT2qGb2r0k7XyOWmJM7yJadwAxWC_K_1sftiJA8PsQ3K8M/s1600/20140505_Takehara042.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8d20vKKNsu-VLGA3kGtOLorL9wTJWr_wzG_1MS6VhCPUmFHFk-rctChvNyZzIagYHvDt4vRXzPZx6kVKuBrv_R-S3tqBP_hT2qGb2r0k7XyOWmJM7yJadwAxWC_K_1sftiJA8PsQ3K8M/s1600/20140505_Takehara042.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
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僕が訪れた時は、ゴールデンウィークの只中であったにも関わらず、人はそれほど多くなく。雨、という天候だから、というのも影響しているのかもしれませんね。まぁそれが、ゆっくりと散策出来た一つの所以ではないかな、と思います。朝ドラの影響も、まだこの時期は少な目、という感じでした。<br />
竹鶴酒造以外にも日本酒の製造・販売を行っている蔵元は、他にもいくつかあるようで、試飲も出来ます。『竹原』という街の名前の通り、『竹』にまつわる工芸品も数多くあり、それに加わって日本酒のほのかな香りがブレンドされ、まさに『味』と『香り』を楽しむ街、なのかもしれません。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8qfP-kEKr_FrtSKxe7c6rKvXBIysRpaupI_7UL_iwYJzhLo4t-e4k4thNWt4qXzR0-cvfMH-abI8gemMIgYLk14uvwxaVm_OCmAiBazsSZO6sv0O_zgZ4jxXfAc6CjhDYooi_8JhX0IE/s1600/20140505_Takehara043.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8qfP-kEKr_FrtSKxe7c6rKvXBIysRpaupI_7UL_iwYJzhLo4t-e4k4thNWt4qXzR0-cvfMH-abI8gemMIgYLk14uvwxaVm_OCmAiBazsSZO6sv0O_zgZ4jxXfAc6CjhDYooi_8JhX0IE/s1600/20140505_Takehara043.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtnDwA2pkwdW-iKJT0y0X6aI5o5_xapBgsC9WXI5FAzpU7ECO1VroTTvBPktNTm8GJK-NEN3wB_4FNUkWl882oWBDJCHq338pEygzW22XGGPxX42SF3tLMjkmgtV09SwDScI5Pnamwkxk/s1600/20140505_Takehara044.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtnDwA2pkwdW-iKJT0y0X6aI5o5_xapBgsC9WXI5FAzpU7ECO1VroTTvBPktNTm8GJK-NEN3wB_4FNUkWl882oWBDJCHq338pEygzW22XGGPxX42SF3tLMjkmgtV09SwDScI5Pnamwkxk/s1600/20140505_Takehara044.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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そう言えば、街中を歩いていると、写真のようなピンク色のみょーな物体をよく目にしまして、何ぞ… と調べてみたら、アニメ『<a href="http://tamayura.info/" target="_blank">たまゆら</a>』のキャラクターの『ももねこ様』なんですね。Wikipediaを見ると、色々なところに出没する猫、なのだそうですが…<br />
うん、何か、こう、癒しになっているのかどうなのか、立ち位置的にビミョーな雰囲気だけは伝わりました。 (´・ω・`)<br />
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こういった伝統的建造物群保存地区は、割と一本道でその両脇に古き家屋が立ち並ぶ… といった構造が多いのですが、脇道への広がりもあり、またそこにも古い家屋が、そしてさらに脇道には… と、単純すぎない構造が、訪れる人の好奇心を掻き立てていると言えましょう。<br />
目で見るだけでなく、鼻と口で味わう、それが竹原の魅力の一つだと思います。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-18262540622482163372014-04-20T19:06:00.000+09:002014-10-28T21:34:49.540+09:00[Travel Writing] 桜紀行 in 2014 - 宮城編2014年の桜紀行、最後の地は、宮城県多賀城市。かつて、陸奥国府に築かれた鎮守府『多賀城』にちなみ、その市名がついています。街を彩る桜見物と、街撮りPhotowalkを兼ねて、街中を歩いていきました。<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-p2TL37jRfCw/U4-Yi4DPvWI/AAAAAAACD7s/8sbWzqqVqOs/s1600/20140420_Shiogama001.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-p2TL37jRfCw/U4-Yi4DPvWI/AAAAAAACD7s/8sbWzqqVqOs/s1600/20140420_Shiogama001.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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多賀城を歩く前に、まずは鹽竈神社へお参り。多賀城市・塩釜市共に、仙台から電車で20~30分程度のアクセスの良さ。気軽に行くことが出来るのがいいですね。<br />
夜行バスで仙台に到着した時、既に街中の桜は満開。綺麗に彩られていました。多賀城・塩釜共に距離は離れていませんから、きっと桜の咲き振りも同じくらいでしょう。期待が高まります。 ^^<br />
……とは言え、早朝にも関わらず、仙台駅から歩いて10分程度の榴岡公園には、場所取りの青ビニールシートがビッシリ… そして場所取りに生命と出世欲を賭けんとする人々の熱き <strike>残骸</strike> 努力の数々が至るところに! ('A`)<br />
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余談ですが、多賀城とその界隈の公園は、休日であるにも関わらずあまり人多くなくて、ゆっくり散策することが出来ました。市の境にある加瀬沼公園は、バーベキュー場が備わっていますから、その関係で混雑していましたけれど。ご家族で、ご友人で、喧騒もほどほどに花見を楽しみたい、というのであれば、多賀城は絶好の場所ですのに… (´・ω・`)<br />
まぁ、人は集まりやすいところに集まってしまう、というのが性なんでしょうかねぇ。<br />
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そんなことを思いながらも、気を取り直して、街中を散策しました。<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-7j4zvDt53mk/U1r3E6fR6eI/AAAAAAACAPI/CZLTOu2JvVI/s1600/20140420_Tagajo028.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-7j4zvDt53mk/U1r3E6fR6eI/AAAAAAACAPI/CZLTOu2JvVI/s1600/20140420_Tagajo028.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://2.bp.blogspot.com/-3J1srRDa0Aw/U1r3LdL0eXI/AAAAAAACAPY/njCW14SHWqM/s1600/20140420_Tagajo024.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-3J1srRDa0Aw/U1r3LdL0eXI/AAAAAAACAPY/njCW14SHWqM/s1600/20140420_Tagajo024.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-x3oGrIIhDAE/U1t6LFpid-I/AAAAAAACAVM/bzQoUItuVos/s1600/20140420_Tagajo032.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-x3oGrIIhDAE/U1t6LFpid-I/AAAAAAACAVM/bzQoUItuVos/s1600/20140420_Tagajo032.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-Yib3a7HsTZo/U1t3ZbGe6tI/AAAAAAACATo/8pDrpHxEgE4/s1600/20140420_Tagajo011.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-Yib3a7HsTZo/U1t3ZbGe6tI/AAAAAAACATo/8pDrpHxEgE4/s1600/20140420_Tagajo011.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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国府多賀城駅の北側と南側で、様子が結構違います。<br />
南側は、駅のすぐそばに東北歴史博物館があります。律令時代から現代に至るまで、この地を中心とした東北の興亡が描かれた博物館となっています。<br />
ホールの奥に、ガラスケースで厳重に保管されていた品があって、よく見るとそれは、東日本大震災の折にチャリティでオークションに出された、レディ・ガガのカップが! ここに展示されていたのですね~。初めて生で見ました。 ^^<br />
多賀城廃寺跡を抜けると、もう完全に住宅地。とは言え、ところどころに散在する寺社の境内には、美しく咲き誇る桜が植えられており、静かに時を刻んでいるようでした。<br />
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替わって北側は、多賀城跡を中心に、田園風景が広がります。素朴な田舎の風景が広がっています。多賀城そのものが高台の上に築かれていますので、田園は丘の斜面を中心に広がっています。見た目としては意外とアップダウンはあるように感じますが、歩いているうちはそれほど苦に感じるような傾斜ではありません。人の喧騒から離れ、通り過ぎる風に耳を傾けながら、散策するにはピッタリかもしれません。<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-URNPuuoptXA/U1t4za_RaVI/AAAAAAACAUk/oPWrSvCIeuk/s1600/20140420_Tagajo022.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-URNPuuoptXA/U1t4za_RaVI/AAAAAAACAUk/oPWrSvCIeuk/s1600/20140420_Tagajo022.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVxeGfwyEZUdYMiChyAN4fELVm48uCsxsNzYxFF3pFqvIraEHd_z6al7-Ih9XJsHZ35MXgtXMg1mORqoyzPMks84qkjH9QqI-gMJoYmgRiDDYVQ7AurAhSCoMG6muvku5nxyopUsVTixU/s1600/20140420_Tagajo035.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVxeGfwyEZUdYMiChyAN4fELVm48uCsxsNzYxFF3pFqvIraEHd_z6al7-Ih9XJsHZ35MXgtXMg1mORqoyzPMks84qkjH9QqI-gMJoYmgRiDDYVQ7AurAhSCoMG6muvku5nxyopUsVTixU/s1600/20140420_Tagajo035.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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かつての陸奥国府の鎮守府の跡だけあって、多賀城、かなり広いです。単に丘の上の史跡だけでなく、その周囲の史跡や、城に入る上での門の跡等を見ると、その広さたるや、地図で見比べても、他の城跡に見劣りしません。ざっくりとした面積比較でも、現在の大阪城公園以上になるかと。<br />
そんな中を、満開の桜がお出迎えであるにもかかわらずあまり人がいないものですから、独り占めで堪能できる! という反面、何だか寂しい気もします。折角仙台から近い場所であるわけですから、もっとこっちに来てもいいのに… という気持ちもなくはありません。<br />
難しいところですね。。。<br />
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まぁ、兎にも角にも、いつもの街撮りとはちょっと趣を異にした、律令時代の息吹を感じる街撮りでした。そして、今年の桜紀行もこれを以て最後。今年も、南から北へ、様々なところへ足を運んだと思います。来年はどんなところに行こうか、既にこの時点で楽しみになっています。 ^^Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-79675315984505137432014-04-12T21:04:00.000+09:002014-10-28T19:30:02.764+09:00[Travel Writing] 桜紀行 in 2014 - 奈良編「吉野の桜の季節の混雑ぶりは相当のものよ。普通だったら土曜休日は行かないわね」<br />
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という母の言。その言葉通り、桜が満開の時期の吉野は、周囲は人・人・人だらけ! 吉野の桜の満開の時期は、山の山麓・山腹等でやや異なりますが、大体4月中旬くらい。大阪・京都の桜のピークが4月上旬ですから、まだ桜を楽しみたい! という方が、こぞって奈良に集結するのです。<br />
車の場合は、県道15号線と37号線を使います。激混みは必至ですから、時間を気にせずのんびり観光というのならいいかもしれませんが…<br />
鉄道の場合は、近鉄吉野線の1本のみ。これが実にやっかい。朝7時台の時点で、橿原神宮前に到着した電車は既に激混み。そこから吉野へは1時間以上かかります。距離的に1時間かかるの? と思うかもしれませんが、橿原神宮前以降は単線。しかも行き違いの関係で1駅で2本通過待ち、というのもあり、車内のイライラは至る所で着火寸前を迎えます。スムーズに、且つ快適に現地へ行きたいというのであれば、近鉄の特急で予め席を予約するのが無難です。早めの行動が大事です。 ^^;<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-o4JOtEiYmTY/U06uJql10oI/AAAAAAACJfk/HGt1YnEU-z4/s1600/20140412_Yoshino002.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-o4JOtEiYmTY/U06uJql10oI/AAAAAAACJfk/HGt1YnEU-z4/s1600/20140412_Yoshino002.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3jKp9jGWarYHsnchL2f3WkTlL-mcDgxwa5J2Tddk_fsJFywNo098GKLZXNZx-_dFVr_zSQ6HRTMc6adctdDdVbm6X4n4zRdd9XkLjKFSY0BWF6zTuWbolU1aI_auZzSPuL82379dRXjs/s1600/20140412_Yoshino035.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3jKp9jGWarYHsnchL2f3WkTlL-mcDgxwa5J2Tddk_fsJFywNo098GKLZXNZx-_dFVr_zSQ6HRTMc6adctdDdVbm6X4n4zRdd9XkLjKFSY0BWF6zTuWbolU1aI_auZzSPuL82379dRXjs/s1600/20140412_Yoshino035.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgjHLsvLSNJmMA1SNs7TYOCeY02rBEiplWhWsueRxtUFrcEbbfuINTwEj0U8Ciu91QSmENo0jueWmUbAHAU59cR2kjZJRSLtuQ8BlyQkn2Up5wTDvzqFQoogpPntD_rtEQZSHIGTAy0yUM/s1600/20140412_Yoshino023.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgjHLsvLSNJmMA1SNs7TYOCeY02rBEiplWhWsueRxtUFrcEbbfuINTwEj0U8Ciu91QSmENo0jueWmUbAHAU59cR2kjZJRSLtuQ8BlyQkn2Up5wTDvzqFQoogpPntD_rtEQZSHIGTAy0yUM/s1600/20140412_Yoshino023.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7NtIA_xJBaVf6qhWLtnbBtrzvKZbcw1i2GtwyHuYeZEoAPwJET9EWDgoUeQxIdgFeqXOyRMpwVNgagwgNUBxE18jT_TqUI7JSzPj6xizk1OtdQROk8yhLz_51VKNWZGmYZIrREj_CFUo/s1600/20140412_Yoshino040.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7NtIA_xJBaVf6qhWLtnbBtrzvKZbcw1i2GtwyHuYeZEoAPwJET9EWDgoUeQxIdgFeqXOyRMpwVNgagwgNUBxE18jT_TqUI7JSzPj6xizk1OtdQROk8yhLz_51VKNWZGmYZIrREj_CFUo/s1600/20140412_Yoshino040.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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しかし、そんな風に悪戦苦闘しながらでも、やはり1度は行く価値はありますねぇ。吉水神社から眺める一目千本を始め、吉野水分神社へ向かう道すがらから見下ろした中千本等、山全体がピンク色に包まれ、しかも今日はやや曇り空でしたので、薄っすらと山が花霞に包まれた様子が印象的でした。<br />
『吉野山』とは言え、金峰神社まで道が舗装されていますので、比較的歩きやすいです。途中途中道は狭く、また傾斜もやや急になっているところもあります。そんな中を、慣れた運転技術で、しかも観光客で大賑わいの中をすり抜けるタクシー。その桁外れの運転たるや、見てるこちらもハラハラしつつも、感嘆せずにはいられませんでした… ^^;<br />
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<a href="http://3.bp.blogspot.com/-y0-LEGp5Jp4/U1_CLUkzYZI/AAAAAAACAi0/o_sP-5GKyTE/s1600/20140412_Yoshino030.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-y0-LEGp5Jp4/U1_CLUkzYZI/AAAAAAACAi0/o_sP-5GKyTE/s1600/20140412_Yoshino030.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-ONN7HpVCjGM/U060_I0dO8I/AAAAAAAB_hw/BE1fUCk9ZIo/s1600/20140412_Yoshino042.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-ONN7HpVCjGM/U060_I0dO8I/AAAAAAAB_hw/BE1fUCk9ZIo/s1600/20140412_Yoshino042.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
<br />
そして、流石は世界遺産にも指定されている地域であるだけに、海外からやってくる観光客も多く、そして彼らの好奇心をくすぐる土産物や小物も盛り沢山。特にこの時期は、ピンクや赤を中心とした、『和』テイストの土産物が艶やかに通りを彩りますね。<br />
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<br />
さて、御存知の通り、近鉄吉野線で吉野駅に到着すると、千本口から吉野山までのロープウェイがありますが、桜の季節のように激混みの時期の、ロープウェイの利用は全くお勧め出来ません。電車や観光バスの時間が決まっているのなら猶更です。乗り場は朝から夕方まで長蛇の列。<br />
そこで、ロープウェイの脇を通っている道を歩くのがお勧め。ロープウェイを使うほどの傾斜だから歩くの大変なのでは… とお思いでしょうが、意外や意外、結構歩きやすいです。くねくねとカーブが続きますから、歩く際の距離はあるように思うものの、傾斜もそんなにありませんので、お年を召した方でもすいすいと歩いていらっしゃいました。<br />
僕も上りは坂を歩いて、そして下りも坂を歩いて。まぁ、こっちの方が自分のペースを理解しているのであれば、スムーズに駅に行くことも出来ますし。<br />
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とは言え、『吉野口』の乗り場近辺は、もう大混雑も大混雑。ほんの数m歩くだけでも数分かかったりとかもしばしば。やはり帰りも、時間に余裕をみた行動をとる必要がありそうです。 ^^;Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-70068566321666179722014-03-30T18:01:00.000+09:002014-10-22T18:58:42.627+09:00[Travel Writing] 桜紀行 in 2014 - 佐賀編もうちょっと天候はよくなってくれないものか… という淡い期待も虚しく、昨日の飫肥に引き続き、福岡、そして佐賀県唐津市でも曇天。 orz<br />
『花曇り』という言葉があるように、この時期の天気は不安定になりがちなもの。いくつか写真を拝見しても、曇天の下の桜も、ほんわかな雰囲気が醸し出されて、柔らかな美しさを放っているのですが… 個人的には、スカッと晴れ渡った青空の下、コバルトブルーと薄紅のコントラストが好きでしたので。 (´∀`;)<br />
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やはりここでも気を取り直し、唐津市内をPhotowalk。<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-9sHgja0yn84/U0UFMboGVjI/AAAAAAAB-08/FD7EvgcqLkU/s1600/20140330_Karatsu012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-9sHgja0yn84/U0UFMboGVjI/AAAAAAAB-08/FD7EvgcqLkU/s1600/20140330_Karatsu012.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-Ll4IwoB4b4Y/U0UFM3lkClI/AAAAAAAB-1E/ONOuFfJ_tt8/s1600/20140330_Karatsu013.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-Ll4IwoB4b4Y/U0UFM3lkClI/AAAAAAAB-1E/ONOuFfJ_tt8/s1600/20140330_Karatsu013.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-LUl6JisxY3g/U0QPBYS-vEI/AAAAAAAB-sM/FpiiTsq-Ol8/s1600/20140330_Karatsu019.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-LUl6JisxY3g/U0QPBYS-vEI/AAAAAAAB-sM/FpiiTsq-Ol8/s1600/20140330_Karatsu019.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://1.bp.blogspot.com/-hO7rW4_7h8w/U0UFL6wVKiI/AAAAAAAB-0o/KWXO5wCP4X8/s1600/20140330_Karatsu010.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-hO7rW4_7h8w/U0UFL6wVKiI/AAAAAAAB-0o/KWXO5wCP4X8/s1600/20140330_Karatsu010.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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唐津藩の城下町として発展してきた唐津市。ところどころでかつての史跡を見ることは出来るものの、全体としては大部分が近代都市として発展しており、当時の面影をしのぶところは限られているように思います。<br />
一口に『唐津市』といってもその範囲は広く。今回歩いたところは主に市街地。松浦川を挟んで唐津城の反対側の海水浴場には、松が林立しており、天橋立などにも見られる海岸の光景を目にすることが出来ます。佐賀市の方へ足を伸ばそうとするなら、山間を抜ける必要がありますし、西の方へ行くと、豊臣秀吉の明侵攻の拠点に築かれた名護屋城跡が(今回は名護屋城跡には足を運んでいませんが、機会がありましたら是非とも行きたいところです)。かつてそこには、民への出兵のために数多くの武将が集い、それに伴って商人も集まったため、一時期は10万人ほどの人口になったとか。世が世なら、名護屋の地こそが、佐賀の最も賑わいを見せた土地だったのかもしれません。<br />
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前日の飫肥は、やや雨脚が強かったため、史料館などの屋内にいることが多かったので、曇天ではありますが唐津ではほとんどを屋外で過ごしました。唐津城の城内だけでなく、旧高取邸や唐津神社、石垣の散歩道等を散策。市街地には、至る所に桜が植えられており、ほぼ全てと言っていいくらいの満開状態。花曇りではありますが、しとやかな春爛漫の空気を感じることが出来ました。<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-xIA-v3cDiZA/Uzfl0HUpndI/AAAAAAACIs0/RmcenW9WRFU/s1600/IMG_9937.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-xIA-v3cDiZA/Uzfl0HUpndI/AAAAAAACIs0/RmcenW9WRFU/s1600/IMG_9937.JPG" height="150" width="200" /></a><a href="http://3.bp.blogspot.com/-saoWd8GnoH4/UzflyoPQWDI/AAAAAAAB-DA/TBipD3MHLQo/s1600/IMG_9941.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-saoWd8GnoH4/UzflyoPQWDI/AAAAAAAB-DA/TBipD3MHLQo/s1600/IMG_9941.JPG" height="150" width="200" /></a></div>
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旧唐津銀行本店地下のレストラン『唐津迎賓館』で、食事を兼ねて一休憩。14:00くらいの昼過ぎでしたので、入った時にはお客さんは僕一人のみ。<br />
ランチメニューを堪能していたところ、一組のお客さんが。地元で先生と呼ばれている初老の方で、渋めの色の和服がお似合い。お連れの美女は中国の方、ですが日本語ペラペラで、同じく着物がすっごいお似合いの方。「お一人旅ですか?」という質問から始まり、何度か話をして打ち解けた、のはいいものの、結構威勢のある方で… 既にランチでお腹いっぱいなのに、ビールを勧めてくるからさぁ大変。もつか! オレの胃袋! (´д`)<br />
「すみません、ちょっとお手洗いに…」と、小休憩もかねてトイレに駆け込み、まぁ事なきは得たのですが、「折角ではありますが、流石にこれ以上ご厄介には…」とやんわりと断り、お店を出た次第です。<br />
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まぁ、ちょっときつかったですが、旅の合間ならではのハプニング、というのも、なかなかいいものです。 ^^;<br />
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<a href="http://4.bp.blogspot.com/-MQU-JCYWOfY/U0UFNHdS5vI/AAAAAAAB_FE/sebMdvWCRr4/s1600/20140330_Karatsu014.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-MQU-JCYWOfY/U0UFNHdS5vI/AAAAAAAB_FE/sebMdvWCRr4/s1600/20140330_Karatsu014.jpg" height="131" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmabKhVrWVX-BMt-dDjdRHnN7gsdbMh-nMdQ1Zd7bmR7fK2uLcwAvvn-qwjrmoXc2KVisfzNDmMbeUP6uS9VV_YbiLaW5Chjz_CtSrSWRKD7WqPD5MhDe_4EecLMM12Qiot3Clx1vmpFM/s1600/20140330_Karatsu021.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmabKhVrWVX-BMt-dDjdRHnN7gsdbMh-nMdQ1Zd7bmR7fK2uLcwAvvn-qwjrmoXc2KVisfzNDmMbeUP6uS9VV_YbiLaW5Chjz_CtSrSWRKD7WqPD5MhDe_4EecLMM12Qiot3Clx1vmpFM/s1600/20140330_Karatsu021.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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飫肥、唐津と天候に恵まれない中で、Photowalk終了。こんな天気だったけどまぁよかったよね… と帰り支度を初めて瞬間、雲の切れ目が。まぁそれもその後日が暮れるまで大きくはならなかったものの、帰る瞬間に晴れ間が(ちょっとでも)覗くとか何のいじめかと。 (´・ω・`)Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-83477683831123281.post-74908453104792105002014-03-29T18:59:00.000+09:002014-10-22T07:11:39.962+09:00[Travel Writing] 桜紀行 in 2014 - 宮崎編2014年の桜紀行は九州が出発点。今年もまた、美しく桜が日本列島を彩ることでしょう。どんな旅になるのかな<strike> </strike>。<br />
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という気持ちを一瞬にして打ち壊してしまう、<b>雨</b>。<br />
雨なら雨で楽しもう! という風にポジティブに考えることにしているとは申せ、やはりしとしと雨は気が滅入ってしまいます… (´д`)<br />
東京近郊であれば、晴れた日に日を改めて、ということは出来るんですけれど、場所が場所だけにやすやすと変更は出来ず。桜紀行の最初が雨とか何のいじめか、とどこにぶつけるとも出来ない不満を抱えながらも、旅を決行しました。<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-ODCTJjIFdMo/Uz6r8NjMHyI/AAAAAAAB-bA/cf-TuYK_Zes/s1600/20140329_Obi008.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-ODCTJjIFdMo/Uz6r8NjMHyI/AAAAAAAB-bA/cf-TuYK_Zes/s1600/20140329_Obi008.jpg" height="150" width="200" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-kuT2KbtM8WU/Uz6r8ufiYrI/AAAAAAAB-bI/3XAE5QFRDpQ/s1600/20140329_Obi009.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-kuT2KbtM8WU/Uz6r8ufiYrI/AAAAAAAB-bI/3XAE5QFRDpQ/s1600/20140329_Obi009.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
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訪れたのは、宮崎県日南市 飫肥。かつて飫肥藩の城下町の面影を今に残している街です。<br />
駅から飫肥城へ向かう道すがらの商店街も、雨の日ということを差し引いても、折角の桜の季節であるにも関わらずちょっと寂しげ。日中になれば幾分かの観光客が来始めましたが、それでも人の賑わいが感じられたのは、大手門跡付近のところがほとんど。<br />
そう言えば愛知 犬山でも、表門の城下町の通りは活気があふれていましたが、それを抜けて商店街の方へ行くと、シャッター街が目立ってしまい… なんか、こう、うまい具合に町全体の活気には至りきれていない部分があります。<br />
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空いてて悠々と巡ることが出来る、とは申せ、あくまでそれは一時の個人的な感情。街を預かる住民の方々からすれば悩みの種でもあります。まぁ、このBlogがそういった街の魅力の発信の一端になれればいいと思うのですけれど… ^^;<br />
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<a href="http://2.bp.blogspot.com/-j4HKzxVLvQ0/U0TCMokSKdI/AAAAAAAB-wM/8stevVGNN4w/s1600/20140329_Obi012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-j4HKzxVLvQ0/U0TCMokSKdI/AAAAAAAB-wM/8stevVGNN4w/s1600/20140329_Obi012.jpg" height="132" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQv80be8hKi52n_9HuACr3D7-4oWm-b27Y22X6CPPlacS1J7-quppnmExUs2wDJltLEY6BN9cwdE5vMVjQH5BfGUvADGRGEIJEzW7dUiIXI0tCzxL5UK__IinPXRqpIeXtbssLdEncSf4/s1600/20140329_Obi015.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQv80be8hKi52n_9HuACr3D7-4oWm-b27Y22X6CPPlacS1J7-quppnmExUs2wDJltLEY6BN9cwdE5vMVjQH5BfGUvADGRGEIJEzW7dUiIXI0tCzxL5UK__IinPXRqpIeXtbssLdEncSf4/s1600/20140329_Obi015.jpg" height="132" width="200" /></a></div>
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この年の桜は平年通り。やや散り始めの部分があるものの、満開の桜が飫肥城を彩っていました。Photowalkの最初こそしとしと雨に不満を挙げ連ねていたものの、しっとりと濡れた城跡と桜のコントラストもいいですね。ただやはりやや暗めの環境の中の撮影でしたので、撮影時に結構ブレやすい僕の性質上、三脚は欠かせませんでしたがw そしてこの雨の中、三脚を設置しながらの撮影。まぁ推して知るべし。ちょっと苦行の部分がありました。 (´∀`;)<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjY8ZnaDDYsJEsNTJI1Vd7Mz1IvU_5J4WjM8NMK-Dczy80_SEkny70insVpLvEnAffXd4me2EfzLPVGCasSDEMpGRAUnBVnwfLH8k3qvZzOdHaxiJd1cwG0udXiiAJnj7Tz_SeuI8BnZwo/s1600/20140329_Obi003.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjY8ZnaDDYsJEsNTJI1Vd7Mz1IvU_5J4WjM8NMK-Dczy80_SEkny70insVpLvEnAffXd4me2EfzLPVGCasSDEMpGRAUnBVnwfLH8k3qvZzOdHaxiJd1cwG0udXiiAJnj7Tz_SeuI8BnZwo/s1600/20140329_Obi003.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8bzNbNXISgq1pAmUGhkymzsRFqJI_AUxhmV8-rtZbJfGVx5xvlkr5ROCpfCikOxHdO0yy2748NVSmaNT_Y0WzTMnWThTCdWzGpq1T8mp_si3xrd_OD8Bh-1rd0wZ9Gc9HO-QL7qyFncE/s1600/20140329_Obi013.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8bzNbNXISgq1pAmUGhkymzsRFqJI_AUxhmV8-rtZbJfGVx5xvlkr5ROCpfCikOxHdO0yy2748NVSmaNT_Y0WzTMnWThTCdWzGpq1T8mp_si3xrd_OD8Bh-1rd0wZ9Gc9HO-QL7qyFncE/s1600/20140329_Obi013.jpg" height="200" width="132" /></a><a href="http://4.bp.blogspot.com/-orP8Jz14Kgg/U0TCbQqUOUI/AAAAAAAB-yA/Ud11FODVV2Y/s1600/20140329_Obi020.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-orP8Jz14Kgg/U0TCbQqUOUI/AAAAAAAB-yA/Ud11FODVV2Y/s1600/20140329_Obi020.jpg" height="200" width="132" /></a></div>
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この日はしとしと雨が終日続いていましたので、さすがにずっと外で撮影するわけにもいかず。<br />
そういう時は、飫肥の歴史を展示している資料館や屋敷内にお邪魔して一服。屋内から雨の滴る音を聞きながらの撮影。屋内から見る雨の景色というのも、またオツなものです。<br />
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翌日は佐賀県 唐津の街を見て回るので、飫肥の街歩きを終えた後は宮崎空港へ。福岡へ向かい、一泊して唐津に向かう予定です。Hiroaki Kanekohttp://www.blogger.com/profile/16048106946144798847noreply@blogger.com0